田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

小学生練習から思うこと・・・

小学生練習から思うこと・・・

 

17:00 集合 自主練習

17:15 あいさつ ランニング ストレッチ

      シャトル取りゲーム

 

      〇                   〇

 

                ▢シャトル120個

 

      〇                   〇

 

      4つに分けて、シャトル取りゲーム

 

17:45 ヘアピン練習

18:05 サービス練習

18:25 ダブルス練習(試合)

18:45 片付け ストレッチ

18:55 あいさつ

 

ルールの中で・・・

 

シャトル取りゲームで、1つのチームが、2つシャトルを取り、

1つを途中に落とし、次の子がとりに行く距離を短くしました。

最後まで終わらせた後、そのチームは失格にしました。

2回戦、すべてのチームがルールを守ったところ、

さっきルール違反をしたチームが圧勝しました。

反則をしなくても、実は強かったんです。

 

どの世界でも同じですが、正々堂々と戦って勝つ方が気持ちがいいです。

元々強いのに、反則をしてさらに強くなる。

そこで圧勝しても、そんなことをしなくても、圧勝できるかもしれません。

反則をすると、その人の、そのペアの、そのチームの本当の力は、

分からなくなります。

 

正々堂々と戦っても圧勝する力があるのに、

それが偽物になってしまいます。

頑張ってきたことさえも、嘘になってしまいます。

何が何でも勝ちたい。

そんな子どもの気持ちは分かります。

だけど、頑張っている子と、頑張ってきたことまでが、

ウソになってしまうようなことは、負けず嫌いではないと思います。

 

選手の世界も同じです。

反則に頼ってしまわなくても、その選手は強いと思います。

頑張っていること、頑張ってきたことが、嘘にならないように、

正々堂々と戦って、最高のパフォーマンスを発揮できる、

そんなスポーツ界の方がいいなと思います。

 

田中信雄