部活地域移行1か月やってみて・・・
部活としてやると無理です。
クラブチーム、地域チームとして、必要経費を参加者で割るのであれば、
可能かもしれません。
そういったものを参加者から月会費として計算し、
参加者から集めるのであれば可能になります。
あくまでも例ですが・・・
- 会場費 公民館1時間620円×練習時間
- シャトル代 3000円から4000円×練習日
- 指導者交通費 500円~1000円/1回
- 指導者謝礼 3000円くらい/1回
- 練習シャトル 頑張って集める
- 中体連登録などの必要経費 結構いろいろいります
- その他運営費 結構かかります
- 会議や試合、練習試合 何回かあります
など考えたら、練習時間、練習日などは計算できると思います。
学校予算も、国や県からの補助金もない中で、
いい練習をしようと思ったら、かなりの必要経費が掛かります。
ぶっちゃけて言うと、ボランティアにはなりません。
奉仕活動、お金を払って教えさせてもらうようになります。
部活地域移行は、現在はこれが現実です。
部活のように場所があって、決められたシャトルで、勝ち負けを求めず、
教育の場で、部活指導員ならば、そういうことはまだ少ないですが、
そうでない場合は、かなりの持ち出しで、指導することになります。
なので、部活指導員は増えても、部活地域移行で、
クラブチームとして試合に出るチームは増えないと思います。
部活に近いクラブチームは、運営は出来ません。
クラブチームとしての運営なら、出来るかもしれません。
あとは、人数だと思います。
必要経費を計算して、全体を割ることになります。
きっちり必要経費を計算したうえで、きっちりやるのであれば、
公共施設1時間×11時間×4週
指導料1回3000円~4000円×練習日
交通費1回500円から1000円×練習日
遠征があれば、その分負担
週5回、月22回練習をしようと思ったら、
計算していただければと思います。
これを参加人数で割ります。
シャトルは抑えられても、その他は抑えられません。
きっちり、部活地域移行をする場合は、
月に数万円~、十数万円かかります。
お金を払って、教えたいという人がいれば、
部活地域移行は、出来ると思いますが、
そうでなければ、部活をイメージした、地域移行は、
バドミントンで考えた時は無理です。
実際は、運営はしていけません。
これが、地域移行1か月してみて、実際の課題です。
田中信雄 入力H