ダブルスで勝つ・・・
ダブルスは、声の掛け合いや共有が大切になります。
ひとりとひとりの意見になるので、ここに指導者がはいり、3人になります。
考え方や意見交換の中で、レベル差がない場合や学年差がない場合には、
お互いの意見交換ができるかもしれませんが、
そうでない場合には、リーダが出来ます。
大まかのセオリーやパターンはありますが、
それは相手によっても変わります。
その戦術、戦略があっているかどうかは、
勝利をつかめれば正しかったと言えるかもしれませんが、
相手との力差がある時には、何とも言えません。
声の掛け合いで、声が出ないのか、声のかけ方が分からないのか、
理由を分けるといろいろあります。
①声をかける余裕がない
②声のかけ方が分からない
③声を出すのが恥ずかしい
④アウト、インが分からない
⑤声が出ない
中国大会や全国大会だと、やっぱり声が出ている子が勝っていると思います。
声を出す効果は、化学的にもあると思います。
①リラックス効果
②集中力の向上
③感情
④パワー
⑤コミュニケーション効果
等につながると思います。
シングルスでも、ダブルスでも、自然と声が出る。
これは感情だと思います。
良くも悪くも負けず嫌い。
勝っていくと、そんな選手の集まりです。
そんな中で、根性論も否定しませんし、科学的効果も推奨しています。
どちらも大切だと思います。
簡単に言うと、勝ちたければ、やってみようと思います。
今、勝てなくて悩んでいるとしたら、
勝っている子のマネをやってみようです。
何が当たりなのか、何があっているのか、分かりません。
分かりませんが、マネをしてみて、しっくりするものがあれば、
それで勝てるものがあれば、ラッキーです。
今の自分で勝てないときは、何かを変えてみる。
声を出さなくても、声をかけなくても、世界チャンピオンになっているのであれば、
その人は、そのペアは、それでいいと思います。
だけど、そうでないとしたら、声をかけること、声を出すことは、
必要なことなんだと思います。
要は本気で勝ちたいかどうかなんだと思います。
本気の負けず嫌いなのかどうかだと思います。
本気のバドミントン大好きっ子かどうかだと思います。
声は根性論だとは思いません。
科学的な部分だと思います。
だからこそ、僕は大切だと思っています。
田中信雄