基礎打ちを基礎打ちとしてやらせない。
世界の試合を見てみると、1試合1時間以上というものがザラにあります。
11点インターバルまでを約15分、21点で30分。
こう考えると高校生以上の練習は、15分ワンショットでいいと思います。
基礎打ちを15分~30分で考えるのではなく、ワンショット、例えばドロップ・カット、ストレート、クロス、伸びる、伸びないを交えて15分間。条件は、試合と同じポジショニングで、試合と同じようにプレーすることです。
実際は、ドロップを打つ側よりも、ロビングを上げる方が辛い練習です。
ドロップ&ロビング15分 シングルス
ロビング&ドロップ15分 シングルス
ドライブ 10分 ダブルス前衛
プッシュ&リターン15分 ダブルス・シングルス
ハイクリアー 30分 シングルス・ダブルス
ヘアピン 3点ゲーム 2-2は2点差が付くまで。
負けず嫌い同士がこれをすると、永遠に続きます。
練習は何のためのするか。
試合に出る子は、試合で勝つためだど思います。
ということは、試合で使うことを練習しないと、練習の意味がありません。
試合をイメージした練習をしていかないと、試合では勝てません。
勝つための練習です。
田中信雄