本当に強い子・・・教科書に載っていないバドミントン・・・2
本当に強い子は、誰と組んでも何とかします。
パートナーを上手く使います。
勝つためのバドミントンを知っています。
そして、パートナーの最大限の力を引き出します。
そういうことができるから、強いんです。
1人+1人という考え方をなくす。
役割の割合は、持てる力を発揮できることです。
それが2対8でも、5対5でも、8対2でも、お互いが最大限の力を発揮した、
ペアであればいいんです。
1人+1人ではなく、2人の最大限を出すために考える。
2人の最大が、相手よりも勝っていれば、勝てる試合が出てきます。
勝てない子、弱い子は、自分の役割は果たします。
だけど、それしかできません。
だから、弱いんです。
1人+1人で考えない。
2人で考える。
そうすると、ショットやプレーは変わってきます。
幅広いプレーが出来るようになります。
パートナーにショットが行かないようにするには、どう攻めるのか、
決めなければならない場面を決められないとどうなるのか、
本当に強い子は、弱い子と組んでも、試合を出来ます。
それは、バドミントンを知っているからです。
教科書通り、教えてもらって通りのバドミントンしかできない子は、
強い子と組みたがります。
何故なら、役割やセオリー以外のことが出来ないからです。
そういうバドミントンをしていると、上では勝てません。
上で勝つために、あえて弱い子と組んで、チャレンジし、幅を広げる。
そうすることで、自分がより強くなります。
強くなりたければ、こういう練習も必要ということです。
田中信雄 入力H