やらされる練習、やる練習・・・
指導者主体で、練習をしていくのと、
選手主体で、練習していくのとでは、責任が違います。
120分の練習の中で、「30分は上級生に任せる。」
と言えば、上級生が考えて、練習をします。
すべてを任せるのではなく、一部分を任せてみると、
頑張ってくれます。
任せるということは、責任が生まれます。
責任が生まれると、情報を得るようにします。
情報を得るために、指導者の練習を取り入れます。
覚えて、出来るようにしようとします。
上級生もプライドがあるので、下の子に指示するのであれば、
指示で来るくらい上手くなろうとします。
バドミントンで試合に勝つというのも、バドミントンですが、
習い事としてのバドミントンなら、
バドミントンを通じで、考える力も育みたいものです。
みんなが上手くなりたいと思えば、そういうバドミントンになります。
そういうバドミントンになると、いい練習も増えてきます。
指導していて、バドミントンをしないと、
生徒に怒られます。
バドミントンがしたいと怒られます。
そういうのも大事だと思います。
人は、好きなことには頑張ります。
勉強が好きな子は、勉強を頑張ります。
スポーツが好きな子はスポーツを頑張ります。
好きって、大切です。
好きになると、対する考え方も変わります。
それが伸びるにつながります。
田中信雄 入力H