田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

チーム作り・・・

チーム作り・・・

 

チームの中心は、「選手(子ども)」だと思います。

それとイコールして、保護者や指導者になります。

 

選手=保護者=指導者

 

いいチームは、優れた選手、優れた指導者、協力的な保護者が育ってきます。

  1. 初めてバドミントンを始めた選手
  2. 初めてバドミントンを始めた我が子の保護者
  3. 初めてバドミントンをする選手の指導

勝つ為の練習、勝つ為の指導、勝つ為の方法は、経験や実績であります。

しかし、「この選手を勝たせる」という場合には、「その選手の勝ちたい気持ち」や「その選手の我が子を勝たせたい保護者の気持ち・協力」が必ず必要になります。

 

基本はバドミントンを楽しむ・・・

 

  1. バドミントンを楽しむ
  2. もっと練習したい
  3. もっと上手くなりたい
  4. もっと強くなりたい
  5. もっと勝ちたい
  6. 一番になりたい

と変わっていくと思います。

しかし、その気持ちも、ずっと継続するわけではありません。

時には、バドミントンから離れたくなる時期もあります。

そんな時、力になってくれるのが、仲間だと思います。

 

練習中は、そんなに応援されないかもしれません。

だけど、試合を想像してみてください。

  1. 一人で戦っている子。
  2. 保護者しか応援してくれる人がいない子。
  3. 家族しか応援してくれない子。
  4. 指導者しか応援してくれない子。

 

そうではなく、チームみんなが応援してくれるチーム。

僕は、どこかでここにこだわっています。

 

幼児や小学生だけではなく、中学生にも、高校生にも、大学生にも、社会人にも、

僕はチーム力・チーム作りにこだわります。

 

恩師はいつも言います。

「田中、君がいなくても、君が言わなくても、動けるチーム、一人一人がチームのために頑張れる、考えられる選手を育てなさい」と。

現在の勝率よりも、チーム作りをちゃんとしていけば、数年後、強いチームに必ずなると言います。

 

選手を選んで、教えることは簡単だと思います。

だけど、バドミントンを選んでくれた子も、やる気や勝ち気、才能がある子も、みんな同じだと僕は思います。

いろいろな子が集まってチームになります。

 

そのベースをちゃんと持って、強化や特別練習日を作る。

チームを大切にすることが当たり前の気持ちで、やる気や勝ち気、才能がある子の頑張れる場も作ってあげる。

 

上手い子、上手くなっている子などは、チーム全体の練習は、物足りないと思います。

だけど、本当に勝っていく子は、その中で、後輩の見本になったり、後輩に教えたり、自分の練習をしっかりしたりしています。

 

そういう頑張る姿を見て、「応援される人」になります。

チームをちゃんと考えられる選手が、もっと勝てる選手になります。

 

上級生は、勝てる子は、後輩の2倍も3倍も練習強度を上げればいいんです。

後輩が10本することを、50本、100本すればいいんです。

そういう選手がいるチームもまた、強くなるチームです。

 

いいチームには、いい先輩がいます。

見本になる先輩がいます。

小学生なら、5.6年生の存在は、とても大きいと僕は思います。

中・高生なら、3年生、2年生が見本を見せ、引っ張ってくれる存在は、とても大きいと僕は思います。

 

教えるとかよりも、背中を見せられる先輩の存在が、チームにとって大きいんです。

だから、僕は上級生に、期待と指示を多くします。

全体を当然見て、指導し、指示もしますが、上級生への期待はあります。

 

チーム作りって難しいと思います。

だけど「いいチームだね」と言われると、僕はとても嬉しくなります。

チャンピオンを育てることも、価値があります。

それと同じように、いいチームを育成することも、同じだけの価値があると思います。

 

「いいチームはみんなで作る」

せっかくバドミントンと出会い、仲間と出逢い、僕と出逢い、同じチームになれたのなら、「いいチーム」と言われるチームにしたいですね。

 

いいチームってどんなチームでしょう?

考え方いろいろ、想いや気持ちもいろいろ、だけど、試合で仲間のためにみんなで応援できる、そんなチームがいいなと、僕は思います。

選手も、仲間も、保護者も、指導者も、気持ちを一つにして、みんなでみんなを応援できるチームがいいなって、僕は思います。

 

田中信雄