メンタルトレーニング・・・
夢や目標でも「自分は世界一になる」「金メダルを取る」と思えない子は、そこには届きません。
夢でも目標でも「自分は世界一になる」「金メダルを取る」と疑わない「自分」でいることが、実はとても大切なんです。
地区1位でも、県1位でも、全国1位でも、アジア1位でも、世界1位でも、目指す人の中からタイトルを手に入れることができます。
目指してもいない人の中から、手に入れることはありません。
目指すのに、他人の許可なんていらないし、目指しちゃえばいい、言葉にしちゃえばいいんです。
僕は、たくさんの教え子にバドミントンを楽しく練習してもらうことを一つも目的に、指導しています。
しかし、全国1位の選手を育てることを、諦めたことなんてありません。
それは、教えている全ての子に共通しています。
「僕、私、バドミントン選手になりたい」と本気で言ってくる子には、選手になった子の練習、練習メニュー、指導を惜しみません。
そこをクリアーすることが、ラインだと思っています。
そのラインを知っているからこそ、バドミントンを楽しく練習してもらいたい気持ちにもなれます。
単純に、僕がファンになった子は、バドミントン選手になれると思います。
この子は選手になれる子、この子は選手になれたらいいなと思う子、この差って、ものすごく大きいです。
選手になった子の共通点はひとつ、バドミントンが大好きでたまらない子です。
田中信雄