君と出逢えて・・・
今までいろいろな人、いろいろな子と出逢い、
一緒にバドミントンをしていると、
笑顔でバドミントンをしてくれることが、1番だって思います。
もちろん1から10まで教えたことをやってもらえると、
上手くなり、強くもなります。
全国レベルにもなります。
だけど、色々な子がいます。
1から10までやってくれる子もいれば、そうでない子もいます。
それは、その子が決めればいいと思います。
ただ、勝ちたい(*^-^*)と言う子の夢を叶えるのが、
指導者だと思います。
指導したことを1から10までしてくれて、
勝たせられなかったら、勝たせられない指導なんだと思います。
試合で勝つためには、ショット成功率は、100%まで上げる必要があります。
ここを妥協できるかできないか、
ここが勝つ選手と勝てない選手の差だと思います。
もっと言えば、100%の成功率でも、勝てない相手もいます。
100%リターンされないショットはないんです。
この準備を、勝てる選手は持っています。
今の100%は、3か月後の60%から80%。
まだまだ強くなりたい、もっともっとできるようになりたい。
勝てる選手は、こういう選手です。
どんな練習でも、勝つための練習にしてしまう。
これができる選手が、勝つ選手です。
僕が指導方法を教えてもらったのは、
指導した選手からです。
一緒に考え、一緒に目指し、一緒に練習する中から、
指導方法は出てきます。
その先にあるのは、世界1位の選手のプレーです。
あのプレーをするために何をする?
あのプレーをするために何が足りない?
それはまるで漫画の世界に憧れる子どもなんです。
勝てる選手って、「やってみよう、やってみる、わくわくするね。」
なんです。
「これが出来たら、もっと勝てるね。」
なんです。
だから、こんなん出来る?
こんなのしよう。
ばかりで楽しいんです。
もちろん、難しいプレーばかりじゃないです。
「この前、実業団選手が、サービスで筒にシャトルを入れていたよ。」
というと、「やってみよう(*^-^*)」になります。
「じゃ、出来たら練習しようよ」になります。
それは、スマッシュで筒を倒そう(*^-^*)
も同じなんです。
それは練習じゃないんです。
なんていうか、クリアーしたいゲームなんです。
だから、「できたら練習しようよ」になります。
勝てる選手ってこんな感じです。
これを練習だって子は、勝てない選手です。
そういう子とバドミントンをすると、あっという間に時間が過ぎます。
そして、何故か上手くなります。
練習していないのに上手くなります。
これ、僕の指導です。
もちろん練習は、ちゃんと教えます(*^-^*)
だけど、勝っていく選手は、何だって、どんなことだって、
自分のものにしちゃいます。
そして、それが試合に生きてきます。
それを試合でしちゃいます。
そういう選手になったら、明日はもっとバドミントンが強くなります。
バドミントンは楽しむもの。
練習は自分のためにするもの。
選手も指導者も、目指す場所が一緒なら、
辛い練習も、楽しい練習になります。
田中信雄 入力H