しょうまとラリーをすると、どこにどんなショットを打つのか、本人も分かっていないので、僕も分かりません。
だから、最大限のポジショニング、ステップ、フットワーク、準備がいります。結構いい練習になります。
当然、しょうまゾーンにリターンしなければならないので、これがなかなか面白いです。
試合と同じくらい、集中していないとよくわからないショットにやられてしまいます。
たった一本でも決まると、どや顔をします。
この前、しょうまゾーン条件で試合をすると２１－６，６点も決まりました。喜ぶのかなと思うと、「負けた」と落ち込んでいました。
「しょうま、次はもっと点を取って、勝つ」と言っていました。
これも成長かなと思います。
うちの生徒の５倍も１０倍も「出来る」になるまでに時間がかかります。
でも逆に、しょうまを出来るようにさせられたら、どんな運動音痴でも出来るようにさせられます。
きっとバドミントンの神さまに試されているのだと思います。
指導の幅を広げさせてもらっているんだと思います。
田中信雄
