高校生女子
1、ストレッチ
2、コート内アップ
3、指示フットワーク
4、2対1の基礎打ち コート(センター・左・右)
・ドロップ
・カット
・ドライブ
・ヘアピン
・プッシュ
・スマッツ
ここがポイント・・・
打つ回数を少なくし、1球1球を集中して打つ。
20球から30球
5、2対1・1対1のパターン練習
①ドロップorカット
②ヘアピン
③ストレートorクロスロビング
6、2対1・1対1のパターン練習
①ドロップorカット
②ヘアピン
③ストレートorクロスドリブンロビング
休憩
7、面を作って、ハーフショット150ラリー
8、ダブルスアタック練習
9、ストレート・クロスドライブリターン
ここがポイント・・・
ドライブリターンのタイミングが二人とも遅いので、修正。タイミングを教えると出来ていた。
ひじの使い方がポイント。
10、シングルスゲーム
良くクリアーも飛んでいて、つなぐことも我慢していたので、質の良いラリが出来ていた。
高校生女子ダブルスのポイント・・・
守り勝つ、つなぎ勝つバドミントンです。
当然、攻撃で得点につながります。しかし、それだけでは試合では勝てません。
僕の理想は、高校生女子は、強い守りが絶対です。
守りが強い選手は、精神的に強くなくてはできません。
この強さは、試合の大事な所で助けてくれます。
守りでミスをしない選手は、戦えます。
攻撃重視には限界があります。相手が強ければ戦えません。
速いショット、速いリターン、速いフットワークについていくことは、高校で戦うためには必要です。
指導している子たちに要求するバドミントンは、攻撃チャンスでミスしないことは当然ですが、守り主体のバドミントンです。
もっと言えば、相手攻撃を攻撃リターンで攻めに変えられるバドミントンです。
攻撃させてもビクともしない。
耐えるバドミントンではなく、攻めるリターンができるバドミントンです。
簡単に言うと、攻撃する守りです。
言葉では難しいですが、
今日の練習で体験した本人たちは分かると思います。
問題は、格上にどれだけ実戦で通用するかです。
実力の3割で見始めて、今5割です。あと倍は上手くなります。
今の力からすると、かなり期待できる実力です。
もともとメンタルが弱いのと、無駄に練習しています。
1球1球集中して、短い時間で、正確な練習をしていくと、必ず伸びます。
今日も、1つの練習自体は、20球~30球です。
一度止めて、集中して、また20球~30球です。
出来る練習は短く、出来ないポイントは、タイミングなど、きっちり教えます。
こっちをちゃんと見ているので、「やれ」ということだけを正確にするので、出来るまでが速いです。
良い練習はテンポがいい。
特別練習は、特別なので、必ず上手くなります。
それを次の練習につなげ、継続できるかが大切です。
僕の役目は、その子の持っている能力を引き出し伸ばすことです。
ここがポイント・・・
僕のことを信じる子
そして、僕が伝えるその子自身の能力を信じる子
は、能力を必ず引き出し、伸ばせます。
そもそも才能も能力も、自分自身ではわかりません。
自分自身では気付かないし、引き出せないし、伸ばせません。
能力はみんな持っています。
バドミントンはみんなに優しいスポーツなのですから・・・。
すみません。ウソを言いました。
負けず嫌いで、正しい練習を、一生懸命、諦めずに、頑張る子には、優しいスポーツです。
田中 信雄