勝つための練習・・・
勝つための練習というよりは、勝たせてきた練習という方が、
正しいのかもしれません。
どんな練習をすると、全国で戦える選手になれるのか。
たまには本音で書いてみます。
僕が見る見ないに関わらず、全国で戦う練習時間は、
週12時間~週20時間くらいだと思います。
(公式試合、練習試合を除く)
例・・・2時間
- ストレッチ 10分
- ランニング 10分
- アップ(ステップ・ラケット・フット・メンタ)ワーク 20分
- 基礎打ち 10分
- ノック・パターン練習① 20分
- ノック・パターン練習② 20分
- 試合練習 20分
- ストレッチ 10分
例・・・3時間
- ストレッチ 10分
- ランニング 10分
- アップ(ステップ・ラケット・フット・メンタ)ワーク 30分
- 基礎打ち 15分
- ノック・パターン練習① 30分
- ノック・パターン練習② 30分
- 試合練習 40分
- ストレッチ 15分
例・・・3時間30分 おすすめ
外練習
- ストレッチ 15分
- ランニング 45分
- アップ(ステップ・ラケットメンタ)ワーク 30分
体育館練習
- フットワーク 10分
- 基礎打ち 15分
- ノック・パターン練習① 30分
- ノック・パターン練習② 30分
- 試合練習 35分
外ストレッチ 20分
これは、現実業団選手の小学生の時の練習メニューです。
体育館の外にグラウンドがあったのと、屋根のあるスペースがあったので、
外で出来る練習は外でする。
体育館内でしかできない練習は、体育館内でする。
と大会等を考えて、自分たちで考えて練習出来るように考えました。
安全面が充実していたので出来た練習です。
バドミントン選手になる子は、コーチがいてもいなくても、練習します。
体育館内練習では、実際は、試合練習を普段はもっと短くした、
その変わる、月1週は、すべて試合練習にしていました。
試合練習も、2時間の体育館練習を考え、何時にアップを始め、水分補給、
準備をどうすればいいか、バドミントンノートに書かせ、覚えさせ、
その後は自分で考えていくようにしました。
座学(メンタルトレーニング含む)をしていました。
テイストは、大学の先生方数人にテックしてもらい、
作っていました。
個々のバドミントンノートも作り、分析データも配布していました。
バドミントンマニアなんですが、チェックするポイントは、
肘が3㎝下がっているとか、つま先が1㎝ずれているとか、
その数センチが、ネット上数センチのミスにつながるとか、
分析していました。
生徒もバドミントンが大好きで、勝ちたいと思わないと出来ない練習です。
そこまですると、バドミントン選手になれるのかもしれません。
極端な話、オンライン、ネットインなど、狙ってできれば、強いと思いませんか?
そういう考えに、理解して練習していくと、強い選手になります。
狙って練習する、練習強度と妥協しない練習内容、こういうバドミントン大好きっ子が、バドミントン選手になれるのかもしれません。
僕はバドミントンマニアなので、本気で勝ちたい子に、本気で教えた場合は、
そういう要求をしていきます。
そうでなければ、バドミントンは楽しくするといいなと思います。
いろいろなバドミントンがあって、いろいろなバドミントンを教えて、
いろいろなバドミントンを一緒にできるといいと思います。
君はどんなバドミントンをしますか?
田中信雄