田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

納得いくまで・・・

納得いくまで・・・

 

「継続は力なり」という言葉があります。

「練習はウソをつかない」という言葉があります。

 

選手と一緒に作る練習が出来ている時は、選手の状態がいい時です。

指導者主体の練習になっている時は、選手の状態が悪い時です。

 

指導者が練習メニューの提示を選手にしたとき、指導者の思惑以上に選手が練習をこなし、さらなる練習を要求することが、本来、「いい練習環境」だと思います。

 

指導者主体の練習では、その指導者の能力以上の結果は得られません。

選手と指導者が一緒になって、「勝利」をつかむ練習であれば、より高い結果が得られる可能性が増えます。

 

一番いい練習は、「自主練習」です。

自主練習」の内容が結果につながる内容であれば、良い指導だと言えます。

その日、指導者がいてもいなくても練習できる。

こういう環境作りが出来れば、最高です。

強いチーム、強い選手はこれがちゃんとできます。

 

管理指導とは、本来、そこに指導者がいてもいなくても、ちゃんと出来ることです。

自主的にしっかりとした練習が出来ることです。

指導者がいればできる、指導者がいなければできない。

小学生ならいざ知らず、中学生、高校生などは、やっていかなくてはならないことです。

 

理想は、指導者がいなくても、より良い練習が普段から出来ること。

指導者が来れば、さらに強度の高い良い練習が出来ることです。

 

実際はなかなか難しいですが、そういうチーム・そういう選手は、やはり結果を残しています。

 

僕の持論は、筋トレや体力つくりは、コートが使える時間にはやらない。

コートが使える時には、コートでしかできない練習をした方がいい、と思います。

これが一番もったいない時間です。

 

スポーツセンターの個人利用では、交代があります。

その交代時間の過ごし方を見ていると、勝てる選手か勝てない選手かが分かります。

本当に勝てる選手は、空き時間ほど、有効に練習しています。

コート内練習前に、ストレッチをしておく、アップをしておく、これは勝つ選手は、当たり前のようにしていることです。

こういうことをしないで、勝ちたい、勝てるようにならないといっても、それは当たり前のことです。

 

素振りなども同じです。

2時間コートが使えるのなら、2時間コートを使う練習をする。

1時間コートが使えるのなら、1時間コートを使う練習をする。

 

筋トレも体力つくりも素振りも、コート外で出来る練習は、コート外で練習する。

 

勝てないと悩んでいるチーム、選手のみなさんは、とりあえずここから始めてみましょう。

 

田中信雄