田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

練習は好きですか・・・

練習は好きですか・・・

練習は好きですか?
僕は大好きです。
だけど、自分の練習はなかなかできません。
僕は地味で、基礎的な練習が好きなんです。
ネットインとかラインショットとか、筒倒しとか、出来るまで練習したいタイプなんです。
そこに、自分との戦いをあります。
だから、同じショットを1時間でも2時間でもやりたいんです。
嫌いな練習は、素振りやフットワークです。
ショットをイメージできている時の素振りやフットワークは大好きです。
しかし、ショットがイメージできていないときの素振りやフットワーク程無駄なものはないと思います。

理想は、10回素振りして1回打つ。逆に言うと、1回確実はショットを打った後に、それと同じ入り方、打ち方で素振りをする。それを、10回から100回繰り返す。
シャトルを打ち続けるのも練習ですが、いいイメージでショットを打った後、素振りを混ぜた方が、身体への負担は減ります。

逆に、いいイメージでショットを打つことが出来ないのに、素振りをしていまうと、上達の妨げになることもあります。

いいイメージショットがきちんとある中で、素振りをすることは、とてもいい練習だと思います。いいイメージがない中で、素振りをすることは、崩れたまま身につく恐れもあります。
素振りといいイメージショットを成功させると、素振りもフットワークもとてもいい練習だと思います。

簡単に言うと、いい素振り練習、良いフットワーク練習があるように、悪い素振り練習、悪いフットワーク練習があります。

ノックも同じです。初心者へのノックは、型作りです。初心者の子、小さい子の方が、練習内容には気を使います。
ここで、いい加減な指導、いい加減なノックをしていると、上達しません。
出来る子、打てる子の練習は、指示さえしておけば、出来るものです。
問題は、小さい子、初心者はついていないと練習できません。それだけ、ちゃんと教えられる人が必要です。

打てる子、出来る子への指導は、細かく指示します。
上級生をラリー相手に入れて、ミスしない練習、スピード練習、どちらかと言えば、出来る子の方に同然指示・要求は高くなります。

手投げノックorリターン練習など、組み合わせての練習も好きです。
出来るだけシャトルが一か所に集まるように組み立てると、楽に回ります。

指導で辛いのは、みんなが初心者の時です。打てる子が増えてくると、指導は楽になります。そして練習も楽になります。

初心者、小さい子は時間がかかります。
上手くなると、同じ時間でも出来ることが増えてきます。
後は勝ちたい気持ち、勝ちたい想い、どうしたら勝てるのか、何が足りないのか、それを見つけ向上させることです。

上手くなると、出来ない自分に負けない事です。出来ない自分を認めないことです。その為に、出来ないことを出来るようにする。出来ることをさらに出来るようにする。これが練習です。

出来ないことが出来るようになるまで我慢して頑張れる、意地でも頑張る、これが練習です。
練習していますか?
練習は好きですか?

僕は練習が好きです。

田中信雄