田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

試合を想定した練習・・・

試合を想定した練習・・・

試合当日、何をしますか?
前の日の夜から考えて、朝起きて、試合会場までの時間。
試合会場での試合までの時間。
試合から試合までの合間。
そこでストレッチをするのか。
どこで軽食、昼食をとるのか。
1試合だけなのか。
決勝までを想定しているのか。
本戦に出るためにはいくつ勝たなくてはいけないのか。
試合では、どんなバドミントンが出来るのか。
などなど。

目標達成するためには、いつから試合の事を考え、練習し、調整していくのか。
試合当日を意識した練習をしているのか。
試合と同じ環境、感覚、雰囲気を体験できているのか。

試合で勝つことは、実はものすごく大変なんです。
大会各種目、優勝できるのは、1人、1ペアー、1チームなどです。
その1を手に入れるために、準備が必要です。

試合当日も大切です。
そして、試合までの準備も大切です。

僕も、1位になる子を指導しましたが、練習一つ一つに高い意識とプレッシャー、正確な目標、目的を持って練習しています。

どの子も「練習が足りない」「どれだけ頑張っても不安」「どれだけスキルをつければ勝てるのか分からない」「自分はまだまだ強くならないと」「勝てる安全圏内なんてない」と思って、練習しています。

1位になった子の一番のプラッシャーは、追われる身です。
人間は、逃げるよりも、追う方が楽です。
試合相手の分析が多くできます。
逃げ勝つためには、相手が諦めるだけの差が必要です。
追う方は差を縮めることができます。
逃げる方は、相手が諦める差が分かりません。
だから、一番になった子は、一番になってからが、もっと大変なんです。

追うことを諦めなければ、追いつく可能性があるものと、
どれだけ逃げれば、諦めてくれるか分からない練習と、
どっちが楽でしょう。
どっちも大変だけど、どちらかを考えた時、どっちが楽でしょう。

こう思うと、上を見て頑張れませんか。
どっちが先に諦めてしまうか。
勝負してみたくないですか。

負けず嫌いの君へ
諦めないことこそ君の力です
だけど無理しすぎてケガをすると意味がありません。
その期間練習が出来ません。

練習って色々なことを考える必要があります。
それを上手くできる人が、一番になれるのかもしれませんね。

田中信雄