田中バドミントンクラブ広島

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コーチも練習中に練習になる練習

心がブレたら・・・

色々な情報がある中で、指導者も選手も選択することができます。
選手は指導者を選べるし、指導者も選手を選んでもいいと思います。
だけど、選んで決めた選手、選んで決めたコーチ、選んで決めた場所(チーム)なら、そこで頑張ってみる選択肢もあります。

僕もいい選手をたくさん見てきました。
僕は選手のデータをとります。そのデータは、アドバイスを求められると、情報として、その選手に流します。「出来ている所と、出来ていな い所」です。それをその子のコーチに直接流すことはありません。
選手がコーチに流すことはありだと思います。

僕は基本、自分の教え子しか教えません。
クリニック練習も、その子にコーチがいる場合には、選手と話ながらプレーを直していきます。

コーチと選手の関係は、いろいろあると思います。
ただ一つ言えることは、指導情報がブレないことです。
選手もコーチも、いい処取りの練習がしたいと思います。
効率のいい練習がしたいと思います。
しかし、基本的な練習は、たくさんありません。

ブレない心・・・

僕も練習前半は、あまり変えません。
変えるとしたら、後半の練習時間です。
その方が選手も他のコーチも分かりやすいからです。
最初の1時間は、いつもと同じ。
後半1時間は、状況によって変えます。

コーチの多くは、シャトルを打つことが練習、ラケットを持つことが練習、トレーニングをすることが練習だと思っている人が多いです。
だけど、一緒にアップをする中でのなんでもない会話が、信頼につながり、練習に反映されることも多くあります。
シャトルを集めながら、子どもと話すことで、心をつかむことがあります。

「バカにされる」と「信頼される」は違います・・・

指導基本姿勢は、選手と目線を合わせて教えます。
座れば目線は近付きます。
プレー、ショットは見せてあげます。
その方が伝えやすく分かりやすいので。

子どもが大人の僕の目線を合わせることはできません。
大人の僕が子どもの目線に合わせることはできます。

高校生、大学生のコーチは、それはしなくてもいいと思います。
ちょっと年上のお兄ちゃんでいいんです。
目線を合わせてあげるのは、僕の役目です。

理想は、子どもたちが、僕ではなくコーチともっと試合を挑みたい・・・というチームになったら、もっと強くなります。

僕もそうでしたが、選手が強くなる過程には、必ず、ヒッテイングパートナーになれるコーチが必要です。
相手をする中で強くし、勝たせることができます。
動けるコーチが多いと、僕はメンタルをカバーしていけばいいのです。

まだまだ相手は出来るので、どっちもできますが、
結構しんどいです。
コーチ陣にはものすごく期待しています。
高校生、大学生もあと半年で、選手としてもレベルアップさせるので、
基礎と応用が出来てきて、徐々に効果も出てきています。

体力練習は、個で頑張ってもらうもで、
そろそろ楽しい罰筋トレを入れようかなと思います。

僕がやっていたのは、子どもと試合して、1点×10回腕立てなど。
もしも負けてら100回プラス。
30点で負けてら、400回。
10人と試合して平均3点ずつ取られたら300回。
35歳までは頑張っていました。

本当に点を取られたくないですよ(笑)
まあ筋トレが出来ていたのでいいんですがね。

田中信雄