田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

まかず嫌い・・・

負けず嫌い・・・

負けず嫌いには2通りあります。

①意地でも負けてくなくて頑張る負けず嫌い。
②負ける相手、負けることとは戦わない負けず嫌い。
どちらも負けず嫌いだと思います。

僕は①のタイプです。
やってダメならしょうがない。
勝つまでやれば勝てる。
自分の最大限の力を知りたい。

夢やドラマ、映画みたいな現実を見ないで、無邪気に夢を見る派です。

②は分かりません。

どっちがいいかは分かりませんが、
僕は①の方が楽しいと思っています。

同じ練習をするにしても、瞳をキラキラさせて、
一つのことにこだわって、勝ちにこだわって、泥臭くする方が好きです。

出来ない、分からない、とバカにされるのって、結構嫌でした。
だけど、物事は結果が大切です。
最後に勝てばいいんだと思います。

不器用で、すぐに出来ない僕だからこそ、地道の大切さが分かります。
達成感の面白さが分かります。
人が1で出来たことを、5も10もかかってもいいんです。
1年2年で追いつかなくてもいいんです。
10年かかってもいいんです。
それを踏まえて上で、矛盾を言います。

僕が10年かかったことを、1年で生徒にはあげられます。
2年かかったことを、2年であげられます。

選手の才能はないかも知れません。
指導者の才能は別です。

練習時間よりも質です。
無駄な意識、無駄な練習を無くせば、短縮されます。

10年分を、1年分に変えることは可能です。
5年生以上・中・高生なら、可能です。

練習の中で、こうしたい。これがしたい。と生徒が言うと、出来る範囲で練習に付き合うタイプです。
2時間3時間の練習で、意識を低く、ただ打つだけの練習もあります。逆に、明確な練習意識で、自分のものにする子もいます。

1日の中で、無駄な練習を作るのなら、無駄な練習日を作る方がいいと思います。
今日は自分のやりたい打ち方、ショットだけをする日を作ればいいんです。
「今日、オレがやりたい練習のジャマはするな」
と思います。

逆に言うと、
「今日、今週、今月やっておきたい練習さえクリアーしてくれたらいい」と思っています。

僕の場合、試合で勝てば、試合までの過程には興味がありません。
勝てる自信があって、この練習でいいと意識していれば、それでいいし、勝てる自信がない、不安があるのなら、とことん練習すればいいと思います。

出来ない・分からないとバカにされるのは、その時のこと。
出来る・分かる・勝てる・になったら、最高に見返してやればいいんです。

負けず嫌いは、見返し心です。
負けず嫌いは、認めさせたい心です。
負けず嫌いは、褒められたい心です。
負けず嫌いは、自分だけを見てもらいたい心です。
負けず嫌いは、勝ちたい心です。

どれだっていいんです。
勝ったときに、その結果が評価されるのは、勝った本人です。

田中 信雄