いい時を100にしてしまうと、「調子が悪い。上手く行かない。」になる。
悪い時を100にすると、「調子がいい。上手く行く。」になる。
100をどこに置くか・・・
試合で、9割発揮できればいい。10割以上出せれば、練習のかいがあったと思う。そうすると、大きくはブレない。
これが、3割~10割以上どこで試合しているか分からないと困る。
理想は9~12の間・・・
悪くて、練習の9割、良ければ12割。
この間で試合してくれたら、勝算が読める。
8割を切ると、読めなくなる。
逆に言うと、練習では、12割くらいまで持っていく。
それで試合で9~12になる。
練習で安定しなくて試合で安定する子を1人も見たことがない・・・
とにかく練習で安定した基礎のバドミントンをする。
練習では要求を高くしているので、「出来ない。難しい」は当たり前。
そこで落ちていくか、上ってくるかは生徒次第。
全部できるのならオレいらないじゃん。
君は世界一になってるんじゃないかな。
結局、安定して、当たり前に出来るようになるまで、練習するしかない・・・
練習して得た実力は、他人に取られない。
自分で学んで得た能力は、簡単には崩れない。
崩れなくなるまでやるのが、練習です。
練習は、その日に分かるのではなく、次の練習、次の試合で分かる・・・
例えば、練習したことを、選手は次の練習までに頑張ってマスターしてきます。それが1週間とか1ヵ月とかあれば、なおさら、教えてもらったことを、頑張ってマスターしてきます。
教えてもらう時間も大事・・・教えてもらえない時間も大事・・・
ジュニアは別として、中高生になると、部活、自主練で、次の練習までに日にちがあれば、出来るようにしてくるものです。それが選手です。
例えば、クリアーを練習したその週は、クリアーを時間があれば打ち込み、次の練習で確認します。
ここができるかどうかで、勝てる選手になるかどうかが決まります。
ノートを書く・・・
ノートを書いて、僕の指導を、自分なりの言葉でまとめている子は上手くなります。ノートを書いていない子は、とても時間がかかります。
練習は自分のため?先生のため?
僕は講習会に出ると、まとめも含め、1冊は使い切ります。
書いていないと忘れてしまうし、それを基礎としたら、応用で練習に使うからです。
教えてもらったことをそのままやると、結構難しいものです。それに、自分が理解して、 生徒に合った練習に変えないと、意味がない練習になります。
幼児には幼児の練習、小・中・高・一般には、それに合った練習、プラス、レベルに合った練習に変えます。
1冊くらいすぐなくなります。
自分なりのバドミントンノート作り・・・
教え始めた時から薦めています。がやるかやらないかは、本人次第です。
田中 信雄