田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

ファンを大切にしよう・・・

ファンを大切にしよう・・・

朝、家のドアを開けて、同じ風景とは限らない。
雨の日も、曇りの日も、晴れの日も、雪の日もある。
隣の人と顔を合わし、あいさつする日もある。

好きな人にことを考えると、ウキウキする。
苦手な強化のテストだと、心が重くなる。

そう考えると、まったく同じ気持ちはない。

今日バドミントンの練習。
朝は張り切る。だけど、練習中ミスしてテンションが下がる。
それでも練習はある。
朝乗り気じゃない。だけど、練習でいいショットばかり打てて、テンションが上がる。
今日は練習が最高に楽しい。

人間は、ブレるからこそ学習する。
ブレたときに、そのブレ幅を少なくする努力をする。

例えば、実業団の試合を見に行って、片方の選手がボロボロで、見に行かなければよかったと思うとしよう。
そこには、お金だけではない、期待や夢、希望があるからこそ、よりガッカリする。

スポーツ選手は大変だと思う。

これを高校生の試合に置き換える。
試合に出られるのは、レギュラーだけ。
後は観覧席で応援。
そう考えると、不甲斐ない試合は出来ない。

自分の人生の主役は自分だ。
しかし、部活の代表とか、クラブの代表になると、話は変わる。
その試合は自分だけのものではなく、背負うものが出てくる。

例えば、高校生の試合に、高校生を憧れにしている幼児、小学生が試合を見に行ったとすると、その子たちからしたら、実業団も高校生の試合も変わらない。
むしろ、身近な高校生の方が憧れの存在になっている。

ファンがいる以上、気持ちで負ける試合は出来ない。
ファンがいる以上、気持ちで練習は出来ない。

幼・小・中・高・(大、プロ)の一環した組織作りのクラブが他のスポーツのようにもっとできればいいと思う。
このカテゴリーは、下の育成はもちろん、トップの責任も育てる。

子どもの目は、大人の目よりも厳しい。

うちの子が高校生の子たちに憧れの目で見ている以上、僕ももっと頑張って教えないといけない。

地区大会、うちの子と応援に行って、高校生が負けると、「パパがちゃんと教えてないから負けたんだよ。パパのせいだね」って言いかねないからね。

それくらい、高校生は、うちの子から見たら「すげーバドミントンが上手い人」なんです。

田中 信雄