田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

それぞれの練習・・・

実戦練習・・・

僕は講習会などで教えていて、色々な子を見ているとサービス練習が足りていないと思います。
しかし、現状は、どのクラブもサービス練習に時間をかけたくないみたいです。

ここで、練習メニューを紹介します。

今回の教室は高校生3人と4年生以下初心者7人でした。
3コート、高校生は試合前でサーブす練習がしたい。

そうです。3面で各1人ずつ、ショートサービスとロングサービス。
初心者の子には、ヘアピン、ロビング、出来ればプッシュ。ドロップ、出来ればクリアー、スマッシュ。

高校生は、自分のためのサービス練習。初心者は、自分のショット練習。
どちらも自分の練習です。

自分たちが納得いくまで、出来るまで練習させます。

高校生2対1、2は初心者、1は打てる子です。このとき、1の練習になるように、2の練習をさせます。

1の子は打てる子なので、ミスをしないことと、確実なショットを打たせます。そして、指導(打ちながらアドバイスもさせます)こうすると、2も1も練習になります。

出来る子と出来ない子がいる場合、出来る子にはプレッシャーのかかる練習課題を与えます。出来ない子は出来る子を目指させます。

こうすると、どちらも上手くなります。

僕は、結構任せるタイプです。
課題は与えますが、出来る限り、上手い方に任せます。

ここで見るのは、試合中自分で考えて試合できるかです。そしてミスをしないかです。

どんなに上手くなっても、試合中簡単なミスをしてしまうと、勝てる試合も勝てません。
サービスミス、ショットの距離感(シャトルの飛ぶ飛ばない)、基礎の部分(肘をあげる・足を動かせるなど)
自分のミスで負けてしまう試合はたくさんあります。

試合に出る以上、みんな勝ちたいです。
教えている以上、みんな勝たせたいです。

僕の1年に一回は試合に出たいと思います。
生徒の気持ちになるためにです。

練習と試合は違います。
その気持ちって試合に出ないと忘れてしまいます。

ただ僕の場合、ノック、チャンスシャトルを練習で上げ過ぎて、試合で出ちゃうのが悩みです。
試合に出て、身を持って反省します。

田中 信雄