17:00集合
鬼ごっこ
17:10あいさつ
ランニング
ストレッチ
アップ
17:40練習1
18:05練習2
18:30練習3(ゲーム練習)
18:45片付け
ストレッチ
あいさつ
19:00解散
週1練習の子は、バドミントンを楽しむ。
週2以上練習の子は、試合に出て、勝ちを求めて、頑張ってみる。
うちのクラブは、現在、高校生コーチ5人、大学生コーチ1人、大人1人、監督の僕がいます。
生徒は12人~14人なので、生徒2人にコーチ1人が付けます。
コート3面あるので、コーチは教えながら、見本も見せられるようにしています。
ジュニア練習後、移動して自分たちの練習があります。
ノック →サービス練習
素振り指導→アップ練習
見本 →基礎練習
教える →自分のバドミントンのチェック(復習)
に変えてくれると、さらに自分の練習にもなります。
コーチ陣が、自分の練習、練習に対する意識、方法、考え方をジュニアの子に見せ、ジュニアの子が食いついてくれば、上手くなります。
コーチ陣は、それぞれに良い所があります。
そのプレースタイルを教えることが出来れば、自分たちの練習時間にもなります。
アタックが得意な子、レシーブが得意な子、つなぐのが得意な子、ラリーが得意な子、それぞれが得意な所を伝授すれば、ジュニアの子は強くなります。
そして、コーチの子たちも、ミスできないプレッシャーで強くなります。
これが僕の狙いです。
高校生、大学生の最大の欠点は「ミス」です。
これは、バドミントンをやっている子たちみんなに言えることですが、「ミス」の数の差しかありません。
ではこの「ミスの差」はどこから生まれるのでしょうか?
技術はもちろん、体力、モチベーション、スピードの変化、筋力、ショットに対しての構え、ポジショニングなど、一つ一つにあります。
いいショットをひたすら1000本打つ練習と、500本打って、500本同じ打ち方で素振り、100本打って、900本同じ打ち方で素振り、身体の負担を考えたら、シャトルを打つ本数を減らし、同じ打ち方で素振りした方が負担は減ると、僕は思います。
意味のない、崩れるフットワークは必要ありませんが、意味のある、崩れないフットワークは必要です。
練習ひとつとっても、この差は大きくなります。
簡単に言うと、打てる子のちゃんとしたフットワークは練習になり、打てない子のちゃんと出来ていないフットワークは練習になっていないということです。
部活も同じです。選手がその練習の意味が分かっていない、間違ったまま練習を続けているとしたら、やればやる程、崩れ、下手になっていきます。
週5回練習するのに上手くならないと悩まれている先生は、まずは、正しい打ち方を教えてあげることです。正しい打ち方が分かれば、生徒たちのフットワークは変わります。分かっていないまま、フットワークを週5回もやると、やればやる程、崩れたまま反復練習していきます。
まずは、正確な手投げ、正確なノックで、ちゃんとした打ち方を覚えさせる。その後、混ぜながらフットワークをさせてみると効果が出るはずです。
練習日が多いほど、崩れたフットワークは反復される。
せっかくたくさんバドミントンできるんです。
最初に正しいことを覚えさせましょう。
間違った打ち方も反復されますが、正しい打ち方も反復されます。
出来るようになれば、生徒は勝手に上手くなります。
最初の所が大変なんです。
初心者指導こそ、指導力が必要です。
田中信雄