田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

バドミントンに適した身体の使い方

 

 

バドミントン講習会や練習会では、バドミントンを中心に指導します。

だけど、単クラブでの練習会であれば、1/3はバドミントンをしません。

 

バドミントンをしないからこそ、バドミントンが上手くなります。

例えば、反復横跳び、サイドステップができない子が、

サイドに来たシャトルを上手く打ち返すことなんでできません。

 

重心がしっかりしていない、バランスがしっかりとれていない子が、

半面になって、足の踏みかえをして、ホームポジションに戻るなんてこと、

出来ません。

 

ケンケンパでシャトルを投げてみる。

パッパッパッでシャトルを投げてみる。

シャトルじゃなくてもいいんです。

新聞紙を丸めたボールでもいいんです。

 

跳ぶ

投げる

蹴る

捕る

トラップする

打つ

走る

歩く

しゃがむ

 

身体を上手く使えないのに、バドミントンが上手くなるわけないんです。

 

ただ、最初から選手になりたいという子は、

身体バランス、身体能力、運動バランス、運動能力を高める基礎トレーニングから、

やっていけばいいと思います。

 

多くは、そうではありません。

ラケットでシャトルを打てることが楽しくて、バドミントンを始めます。

 

バドミントンって誰でも楽しめる。

だけど、試合で勝とうと思ったら、結構難しいんです。

 

バドミントンは、才能というよりは、練習の積み重ねです。

やらなければならないことが多すぎて、才能だけでは勝っていけないものです。

みんな練習したうえで出来るようになる。

逆に言えば、練習していけば、誰でも出来るようになる可能性があります。

 

個人競技は、才能よりも練習です。

何故なら、やること、やらなければならないことがたくさんあるからです。

 

バドミントンほど、やったもん勝ち、

正しい練習をしたもの勝ちの競技はありません。

そう思うと、才能がある、ないなんて、それほど関係ないスポーツです。

 

他のスポーツができる子は、バドミントンもある程度できるようになります。

バドミントンが出来る子が、他のスポーツが出来るかというと、

なかなかできないように思います。

 

上手くは言えませんが、分かる人にはわかると思います。

 

とはいえ、トップ選手は、身体バランス、身体能力、運動バランス、運動能力が、

高いと思います。

要は、バドミントンに適した身体の使い方が上手いということです。