試合に勝つために・・・
試合で勝つためには、ミス率10%以下にすることが大切です。
1ゲーム21点延長30点の場合、
1点10ラリー平均として、2人の得点合計が40点とします。
400本÷2で200本。
21点取られると負けてしまうとしたら、
約10%以下のミス率になります。
1/10
10/100
100/1000
これを目標に、ノック練習、パターン練習、試合練習をしていきます。
実際には、相手選手のミス率もありますので、
あくまでも数字上の話です。
試合相手がミスが多ければ、変わりますし、
相手選手がミスが少ない選手であれば、10%以下になります。
ミス率を意識して、下げていくということは、
練習や試合でも生きてきます。
全国を目指す選手や全国選手は、ミス率が少なく、
ねらった場所に、ねらったスピードで、ねらった高低差で、
多くのショットを打つように練習しています。
つなぐ・しのぐ・置きに行く・攻めるの中で、
つなぐ・置きに行く・攻めるショットは、きっちりねらえます。
しのぐショットも、そのクラスになると、
高い確率でねらって打っています。
これはあくまでも勝つことが前提での話です。
勝つ選手は、1本もミスしたくない
という意識で練習しています。
と同時に、1本のショットという考え方だけではなく、
1ラリー、1ゲーム、1試合、その大会という切り替えもできます。
ミスはしないようにしていく、
だけどミスは引きずらない。
あくまでも、反省点として、次の練習、次の試合、大会大までの課題として、
切り替えることもできます。
ミスをしないことは大切ですが、
大切なことは、試合に出れば、試合に勝つことです。
そのための練習課題として、
ミス率を減らす練習をしていくといいと思います。
ネットを挟んだ競技の多くは、コートの自分側(エンズ)に落とさず、
コートの相手側(エンズ)にリターンし続ければ、負けません。
試合で勝つためにどんな意識で練習していくか、
選手が理解し、納得して、勝つための練習をしていけるか、
これが大切です。
笑顔で楽しくパーフェクトショット練習ができれば、
練習は楽しいと思います。
出来るまで練習する。
を楽しむことができれば、練習は楽しくなります。
そんなショット、そんなプレーを目指して、
今日も笑顔で練習しましょう。
入力H