ライバル・・・
同じクラブにライバルがいることは、いい刺激になります。
仲間であり、ライバルでいることは、切磋琢磨できます。
僕が指導者に保護者を入れない理由は、保護者が入るとライバルの欠点が見えてしまうからです。
保護者が入る時は、あくまでもヒッティングパートナーです。
試合相手やラリーの相手はしてもらっても、個々の欠点や得意なポイントは言いません。
強くなっていくと、同じクラブで、試合で当たることがあります。
その時、僕はどちらのサイドコーチにも入りませんし、コーチも入れません。
自分たちの力で、お互いに試合させます。
こういう時の為に、自分で考え、自分で試合できる力を付けておいてあげる必要があります。
保護者目線で言えば、例えば、勝った方が中国大会、勝った方が全国大会という試合になることがあります。
以前教えていたクラブで、1位3位4位の学年や、3位4位の学年がありました。
3位までしか中国大会に行けないこんな時、僕がサイドコーチに入った方が勝ちます。
そういう試合では、どちらのサイドコーチにも入らないのが、ルールです。
保護者がコーチの場合、我が子のサイドコーチに入りたがります。
そうすると、もう片方は、サイドコーチ不在になります。
かといって、入るわけにはいきません。
そういうことがないように、保護者は指導者にはなれない様にしています。
他のクラブは知りません。
クラブに同じ学年で、ライバルがいる時には、個々の事は個々や個々の保護者にしか言いません。その中で、ここが頑張り、全体が伸びることが望まれます。
ライバルは必要です。
仲間であり、ライバルであることが、必要です。
田中信雄入力H