「今日も楽しかった・・・」
親としての僕は、「今日も楽しかった・・・」と週一でも、週二でも、我が子が身体を動かしてくれると、嬉しく思います。
「バドミントン選手になりたい」と言われれば、話は変わりますが、そうでないのであれば、体力作り、友達作り、身体作り、心作りなどを考えてしまいます。
週一、週二くらいのバドミントンなら、それでいいと思います。
週三、週四になると話は変わります。
そうなると「勝つバドミントン」に変わると思います。
普及、育成、強化、実はどれもできます。
もしも、我が子が、「バドミントン選手になりたい、毎日練習する」と言うと、勝つためのバドミントンを指導しますが、今のところは、週一の楽しいバドミントンがいいみたいです。
勝つバドミントンは、時に辛く、しんどいですが、勝った時の達成感、満足感、さらなる高みを目指せるので、充実感はあるかもしれません。
その気持ちは、勝ってみないと分かりません。
指導者であれば、勝たせてみなければ分かりません。
全小に出していた時に、嬉しかったのは、全国大会のTシャツのお土産です。
これ、かなり嬉しいです。
中国大会のサイドコーチは、何度も座っているんですが、実は全国大会は、座ったことがありません。
仕事の関係などで、広島大会以外は、見に行けたことがありません。
コーチやバドミントンクリニック指導ということもあり、全国大会は、監督やクラブ指導者に、というのが基本スタンスでした。
だから、いつも全国大会に出てくれた子は、お土産話と、お土産をくれていました。
一番印象に残っている言葉・・・
技術、メンタル指導をした子が、一位になった時、照れながら、「一位になったよ」と言ってくれた一言です。
その他の子は、ベスト16で「もう一つ勝ちたかった」とか、「強かった」とか、「楽しかった」とか、「来年もう一回出る」とか、いろいろな言葉をもらいました。
強くなって、得るものも多くあります。
頑張って、結果を出して、知ることもあります。
だけど、どの子も、バドミントンが大好きなんだと思います。
生涯スポーツ、社会スポーツ、競技スポーツ、どのバドミントンでも、「バドミントンが大好き」って気持ちが一番大事だと思います。
バドミントン好きですか?
バドミントン楽しいですか?
めっちゃ素敵な笑顔で「うん、もちろん」と言ってくれる子と、バドミントンが出来ることが、一番の幸せです。
まだまだ、完全には、バドミントンできないかもしれませんが、出来る範囲で、バドミントンを楽しみましょう。
田中信雄