練習・・・
練習を一人で出来る子もいます。
走ったり、筋トレしたり、縄跳びしたり、素振りしたりです。
だけど、多くの子は、一人では練習できません。
もっと言えば、練習は出来るけど、指導される練習は出来ません。
そういうものだと思います。
それは、やりなさ過ぎもありますが、やり過ぎもです。
例えば、試合前のベストな状態で選手を送り出すことを考えた時、選手のベストを考える必要があります。
僕の考えは・・・
メイン指導者(信頼できる・自分を最大限に分かってくれる人)を必ず持つことです。
それプラス、ヒッティングパートナ、試合相手をしてくれる人などを持つことがいいのかなと思います。
トップ選手の多くが、メイン指導者を変えずに、いろいろな指導者に教えてもらうケースがあります。
小さいときから、分かってくれている人を、メインとして、いろいろな指導を受けるケースです。
僕はこれでいいと思います。
選手は、常に向上するために、指導方法や指導を変えることは正しい選択です。
しかし、心の面で自分を分かってくれる人、本当に困った時に頼りになる、相談できる、アドバイスしてくれる人を大切にし、大事にしておくことは、とても大切なことです。
成長すれば離れていく、だけど、月一でも年一でも、数年に一度でも、本当に悩んだときに話をしに来てくれる子をやっぱり大切にしたいと思います。
教え子は、離れても、ずっと教え子。
これが僕の考え方です。
結構気楽で、適当な僕ですが、来るものは大切にしています。
だから、元教え子にしても、教え子にしても、バドミントンをしていてもしていなくても、大切な子です。
バドミントンが先に来ない、その子自身が先にくる。
人生の生きる練習は、教えてあげられる。
僕はそう思っています。
バドミントンで練習したことが、人生で生きてくれることが、大切だと僕は思います。
田中信雄