習い事・・・
親心としては、週1回1000円で、子どもがめっちゃ怒られ、自信無くすクラブと、
週1回4000円で、子どもがめっちゃ褒められ、自信をつけてくれるクラブだったら、週1回1000円の怒られるクラブの方が、高いと思います。(親としての考えです)
自信って、バドミントンだけではなく、他の事をしても、その子の人生にとっても、とても大切なものです。
バドミントンが楽しくて仕方がない。
その気持ちが、例えば他の好きなことだったり、苦手な勉強だったり、チャレンジできなかったことにチャレンジ出来たりすると、いいかなって思います。
人生がバドミントンの事だけなら、勝つことだけがいいのかもしれません。
だけど、バドミントンは人生の一部です。
多くの人がそうです。
バドミントンを習って、自信を無くしたり、バドミントンが大嫌いになったり、自分自身のことが嫌いになってしまったら、せっかくバドミントンに出会い、バドミントンをしてくれたのに、もったいない出逢いになってしまいます。
どの子もみんなバドミントンが大好きになってくれるために、特にジュニア指導者の役割は、大切だと思います。
週1回、楽しみにバドミントンの練習に来てくれる。
週1回、練習を待ち遠しく、生活を頑張ってくれる。
自信をつけることは、結構大変です。
僕の教え子にも、ずっとトップの成績をとっていた子がいますが、自信はないと言っていました。
勝てば自信になります。だけど、勝ち続けると不安も大きくなります。
習い事は、自信をつけてもらいたい場だと、親ごころに思います。
いろいろの親がいますから、あくまでも僕の意見です。
うちの子は、出来ないことが多いので、特に、そう思うのかもしれませんが、多くの出来ないよりも、小さな出来るを見つけてくれる先生の方がありがたいなと思います。
本人もそれで少しずつ自信をつけ、小さなチャレンジをたくさんしていくようになりました。
我が子を見ていて、初心に戻れる指導。
指導者として・・・
スポーツ指導24年、いろいろなスポーツ指導、3歳~93才まで、2000人以上出逢う中で、生徒さんが「楽しい」と思って練習してくれることは、上手くなりますし、出来るように頑張ります。
これって、とても大切なことだと思います。
年に何回かは、「初心に戻るための時間」を大切にしています。
この時間は、生徒や保護者の方の言葉や手紙です。
生徒や保護者の方が僕のことを褒めてくれるので、「初心に戻れる時間」が作れます。
「褒める」「褒められる」の中には、人を落ち着かせたり、初心に戻したり、リラクゼーション効果があります。
これが、メンタルトレーニングへとつながります。
僕の生徒や保護者の方は、自慢しますが、いい人ばかりです。
いい人が集まっていると思います。
僕は、恵まれていると思います。
「褒める効果」とても大切です。
田中信雄