部活でしっかり練習している子を教えることがあります。
バドミントンクリニックです。
「最近調子が悪いんです。上手く打てないんです。教えてください」
と言います。
最初に基礎打ちをします。ほぼ100%、打点が崩れています。
最近の主流は「カット」みたいです。
「ドロップ」という言葉を知らない子もたくさんいます。
ここからは僕の認識で、考え方です。違う方がいるかもしれません。
僕は「カット」は打点が違っても打てると思います。打点が高くても、横でも、低くても打てると思います。「ドロップ」は「スマッシュ」の打点と同じもしくは近いと思います。
なので、「ドロップ」打点をしっかりつかませた上で、「カット」「スマッシュ」を打たせます。
もともと打てる子は、30分以内で戻ります。90分の指導なら、残り60分でレベルアップできます。
①ドロップ→ハーフリターン→上の面ネット
②ドロップ→ヘアピン→上の面ネット
③カット→ハーフリターン→上の面ネット
④カット→ヘアピン→上の面ネット
⑤スマッス→ハーフリターン→上の面ネット(プッシュ)
⑥スマッシュ→ネットリターン→上の面ネット(プッシュ)
①左右ドロップ
②左右カット
③左右スマッス
①パターン練習いろいろ
①試合練習
どんな練習をするかは、試合に近いかどうか、状況によって、練習が変わります。
回数や時間があれば、すべてのプレーチェックをします。
その子の1番いいプレースタイルを提示し、指導し、指示します。
素直で、頑張る子を出来るようにすることは、そんなに難しくはありません。
田中信雄