ひとりじゃないじゃん
にんげんはさ
君が強くなっているのは、君の頑張りさ。
だけど、一人で強くなったんじゃない。
仲間がいたり、家族がいたり、恩師がいたり、いろいろな人が君の側に居るから強くなれる。
だから、心、一人にしないで。
弱さを見せることは、本当は強さを見せている。
本当に弱い人は、弱さを見せられない人。
みんなに見せなくていい。
信頼できる人に心を見せればいい。
一人じゃないじゃん、人間はさ。
その人を見る目を育てるのも、親や指導者の役目。
けっこうみんな不安の中で生きていたり、
信頼できる人なんて、数えるほどしかいなかったり、
たくさんの人に好かれなくてもいい。
好きになってもらわなくてもいい。
ただ嫌われなければいい。
人間関係は、好きか嫌いかだけじゃない。
どっちでもないもある。
それでいいんです。
ただ、指導者として、僕は僕の生徒に対して、大事に思っています。
先生として、生徒を大切に思っています。
大切に思われているかは分からないけどね(笑)
ひとりじゃないじゃん、にんげんはさ。
田中 信雄