試合で勝つということ・・・
全国選手の保護者が必ずしも、バドミントン経験者とは限りません。
むしろ、バドミントンをしたことのない保護者の方が多いかもしれません。
たけど、子どものために、
手投げノックをしたり、ノックをしたり、一緒に打っている、
そんな姿を見ます。
そういう保護者の努力が、全国選手を育てるのだと思います。
チーム練習日以外の練習に必死になる。
少しでも基礎練習に付き合う。
そういう姿が、勝たなければいけない気持ちを作るんだと思います。
保護者のそういう姿勢は、選手のためになります。
そういう環境の全国選手を何十人、何百人も見ています。
次の練習までに、今日教えてもらった練習をしたいので、
どう教えたらいいですか?とか、
どんな練習をさせたらいいですか?
教え子でなくても、話す機会があると、
どんな練習をさせればいいですか?を聞いてこられます。
そういう保護者だからこそ、選手も勝っていくのだと思います。
ネット前、100%ミスしないように、ひたすら手投げする。
ヘアピン、ロビング、プッシュの練習ができます。
ネットリターン、ドライブ、つなぎの練習ができます。
手投げノックをしてもらえるだけで、
基礎練習ができます。
シャトルに対するタッチワークの練習ができます。
全国選手って、次の練習までに、
教えたことをマスターしてきます。
課題を出すと、必ずできるようにしてきます。
我が子のために必死になる。
これが、全国選手を育てることにつながるのだと思います。
全国選手の保護者が、バドミントン経験者ではありません。
だけど、全国選手になっている。
その陰に、選手と保護者の努力があります。
みんながみんな才能あるわけではありません。
そういう努力が実を結ぶのがスポーツだと思います。
田中信雄 入力H