熱中症対策・・・
夏の練習は、ものすごく気を使いますね。
うちの練習では、こまめな休憩、水分補給、顔色を見る、各自自由に水分補給、休憩をとるように、指示しています。
体育館内は、正直、ものすごく暑いです。
公共施設なので、換気は常にしている状態で、扇風機もつけさせてもらい、ロビーは冷房がかかっています。
バドミントンは、風の影響を受けやすいと、今までは感じでいましたが、そんなことは言っていられない、外での練習よりはいい。
喚起がかかった状態でも、それに合わせた練習、試合をしていけばいいのだと、最近は思うようになっています。
競技ルールは大切ですが、一番大切なことは、安全です。
命を懸けて、バドミントンをする必要はありません。
練習も試合も同じです。
練習時間は2時間、3時間ありますが、夏の練習では、30分の練習を、休みながら、2時間ですればいい。1時間の練習を、休憩しながら3時間ですればいいと思います。
例えばですが・・・
こう思えると、叱ることもありません。
選手も焦ることがありません。
指導者は、休憩をとる勇気を、もっと持つといいと思います。
時間短縮で、バーっと練習する方法も一つ。
時間の中で、分散して練習する方法も一つだと思います。
分散型のもう一つの利点は、その子その子の実力や出来る出来ない、体調などを、平等にしてあげられることです。
特に夏の練習は、みんな一緒にしてしまうと、無理をしてしまう子が必ず出てきます。
指導者が無理をさせているんです。
平等という考え方の見方を少しだけ変えてみる。
みんな、同じ本数打つとか、同じ練習をさせることが平等になると、無理をしてしまう子、無理をさせてしまう子が出てきます。
夏での練習でいえば、特に、これは危険になります。
選手も、保護者も、指導者も、夏の練習は、休憩をとることを心にちゃんと置いて、練習に参加する方が、安全です。
「また休憩している・・・」でいいと思います。
体育館内、30度~35度を超えると危険なんだと、意識して練習する。
昔、全国選手の練習中の体温をとった時、体温は、一時的かもしれませんが、40度近くまで上がる子もいました。
そういうものだと意識することで、「休憩や水分補給の大切さ」が理解できます。
汗を出すこと、風に当たること、着替えをとることなど、必要だと感じます。
うちは保護者の方の当番はありませんが、見学させる保護者の方も、クラブによっては、ノックや球拾いされる保護者の方も、意識して練習に参加された方がいいと思います。
見学やノックをあげる、球拾いをされる方が、水分補給や休憩が少なくなってしまうケースもあります。
選手だけではなく、保護者の方も、指導者陣も、夏の練習は特にみんなで確認しながら、意識していくことが大切です。
- 休憩をとる勇気、休憩をとらせる意識
- コートを開ける時間を作る練習メニュー
- 「また休憩している・・・」を、安心に変えること
- 見学、ノック、球拾いをされる方こそ、水分補給をこまめに摂る
- 安全をみんなで意識して練習する
夏の練習は、特に気を使いますが、指導者だけではなく、選手も保護者の方も、チームみんなで、バドミントンを楽しみましょう。
田中信雄