田中バドミントンクラブ広島

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技術の差・・・

技術の差・・・

 

バドミントンで、技術の差を考えてみると、

1本だけを見ると、勝っていたり、同じくらいだったりします。

しかし、3本、5本、10本と連続になったときに、

差が出ます。

 

例えば、1本だけを見ると、スマッシュのスピードは勝っていても、

連続10本で比べると、スピードもミスも、高さも変わってきます。

勝てる選手は、10本打った時にショットの差がないんです。

しかし、勝てない選手は、良かったり、悪かったり、ミスしたり、

してしまいます。

 

そういう選手はラリーに弱いので、ラリーになればなるほど勝てません。

逆に勝てる選手はラリーに強い。

ラリーになればなるほど、強さを発揮します。

そして勝利をつかみます。

 

選手は、1本を見るのではなく、ラリートータルで自分のプレーを、

考えるようにしてみましょう。

 

バドミントンは、21点ゲームだと、21本点につながるミスをしてしまうと、

勝てません。

逆に、相手の点につながるミスが21本してくれれば勝つことができます。

 

点につながるミスをする子は、

  1. 体力がなかったり
  2. 筋力がなかった
  3. 持久力がなかったり
  4. 準備が遅かったり
  5. 意識が低かったり
  6. 自分が打ったシャトルがインかアウトが分からなかったり
  7. 簡単な基礎的なミスをしたり
  8. ステップが悪かったり
  9. ラケットワークが悪かったり
  10. フットワークが悪かったり
  11. 重心移動が上手くなかったり
  12. シャトルタッチが上手くなかったり
  13. 身体の使い方が上手くなかったり
  14. つなげることが出来なかったり
  15. 置きに行くショットが出来なかったり
  16. 逃げるショットが出来なかったり
  17. しのぐショットが出来なかったり
  18. 決めに行くショットが出来なかったり
  19. 決めなければならないショットで決められなかったり
  20. 決まっていないのに決まったと思い集中力をきらせたり
  21. 試合前から勝てないと諦めていたり

色々ると思います。

上記で当てはまる項目がある子は、一つ一つ無くしていけばいいと思います。

 

指導って、大体同じことを言われたれします。

大体同じような練習をしたりします。

同じようにしても差が出てしまうのは、選手自身が意識しているか、

意識していないかになります。

 

例えば、オリンピック金メダリストのコーチに教えてもらっても、

教わったことを理解できず、出来なければ、上手くはなりません。

 

とりあえず、指導してもらうことは、全部やってみる。

そういうことが大切なんだと思います。

 

全国選手に教えると、教えることにNOを出しません。

教える→やる→教える→分からないことは説明を求める→説明する→やる

要求した練習を、必死で自分のものにしようと頑張ります。

そして、出来るまで、何時間でもやります。

その成功基準は、試合でその場面で必ず成功するまでやるということです。

練習の先の試合をイメージして練習しています。

試合で勝つために練習をしています。

 

そして、ワンアドバイスを理解します。

全国上位になった子に、

ドリブンクリアーが君の持ち味だね。

だけど最近ドリブンクリアーが多くて、速いテンポのラリーで負けているね、

苦しいとき、テンポを変えたいときは、ハイクリアーも混ぜながら、

試合してみるとさらに勝てるよ(*^-^*)

というと、それが理解できます。

そして実際に考えてやります。

 

まだまだ教えたいことがあります。

同県や他県の全国選手がアドバイスを聞いて頑張ってくれることも、

嬉しいですが、教えている愛弟子たちが頑張ってくれて、

全国大会に出てくれる方が100倍、1000倍、10000倍嬉しいです。

 

勝ちたいを形に、勝ちたいを本気に、

やってほしいことを一つ一つやってくれれば、

全国大会は、叶う夢の一つになります。

 

田中信雄 入力H