バドミントンジュニア指導・・・
バドミントンジュニア指導で大切にしていることは、
「楽しい」と思わせる練習です。
それが分かるのは、練習の中で、子どもたちに「瞳」がキラキラしてくることです。
もちろん強くなるための練習をすることも必要です。
しかしここに「させる」が入ると、子どもたちの瞳はキラキラしません。
「やりたい」「したい」「楽しい」と思ってくれると、
瞳はキラキラしてきます。
- 乾いた布で磨くか
- 冷たい布で磨くか
- 温かい布で磨くか、
それは指導者の力量だと思いますが、
経験上、ジュニア期の伸びる時期は、温かい布で原石を磨いてあげ、
バドミントンをもっと「やりたい」「したい」「楽しむ」気持ちが、
ものすごく大切です。
例えば、ノックなら、１歩半で届くポイントに出してあげると、
頑張れば追いつけます。
これが２歩になると諦めます。
中学生、高校生の場合は、２歩でも諦めませんが、
ジュニアの指導は、この１歩半、諦めないポイントにどれだけノックできるかが、
ものすごく大切です。
実際に、実業団で頑張っている子も、そういうノックの中で、練習してきました。
１歩半をいかに正確にノックできるかが、
指導者の力量にもなります。
そして、燃え尽き症候群を育てないことです。
指導者は、教えているときに結果を求めてしまうものです。
最大限に伸ばし切らないことも大切です。
余力をもって、中学校、高校へと進ませる。
余力をもって実業団に進ませる。
実業団やプロは、選ぶものではなく、選ばれるものです。
どんな選手を欲しいかというと、伸びしろがあり、
まだまだ強くなる選手が欲しいんです。
それが見込めない選手は、欲しくないのは当たり前です。
すごいなと思う選手は、山口茜選手です。
ジュニアからトップにいましたが、その後もずっとトップです。
しかし、彼女のすごいところは、
さらに進化し、上手くなり、強くなっているところです。
ジュニア時代の指導者にいい指導を受け、その後もいい指導者、
いい指導環境に恵まれ、
今もなお、いい指導に恵まれているのだと思います。
ただ、映像などを通してみていると、やっぱり瞳がキラキラしています。
まだまだ強くなりそうです。
子どもたちも同じです。
瞳がキラキラしていない子は、限界が必ずあります。
ジュニアの指導者は、未来の日本代表選手、
未来のオリンピック選手の指導をしています。
瞳輝かせていますか？
瞳輝く練習をしていますか？
ジュニア選手は未来の未来の日本代表、そしてオリンピック選手。
日本、いやいや世界のバドミントン会の宝です。
田中信雄 入力H
| ロビング | ||||
| 11:30 | プッシュ | |||
| 攻撃 | ||||
