コート内練習・・・
コート内練習で、1コート12人で、1時間練習したとします。
①シングルスのノックをしたとき、1人当たりの練習時間は、何分ですか?
答え・・・
②ダブルスのノックをしたとき、1人当たりの練習時間は、何分ですか?
答え・・・
③打つ、シャトルを拾う、人の練習を見る、ステップや筋トレをした場合、
すべてが練習として考えると、1人当たりの練習時間は、何分ですか?
答え・・・
もう少し言うと、
④ノック20球で回ったとします。
構え、フットワーク、打点、ストローク、足の踏みかえ、いいショットを、
練習とします。
10/20の場合、練習できているのは、何本ですか?
答え・・・
5/20なら、20/20なら?
練習時間を練習というのか、練習内容+練習強度=練習の満足度を練習というのか、
どうでしょう?
答え・・・
昔、外部コーチをしていた時、生徒にやってもらうことは、
教えたことをまず数人、もしくは全員で覚えてもらいます。
それを、次に教えに行く日までに、全員が出来るようになっておく。
というものでした。
3時間練習で、2つのことを指導したとします。
例、ヘアピン・ロビング
これを全員一通りと部長、副部長、上級生で担当で覚えてもれいます。
それを、自分の練習+指導してもらいます。
1週間で一通りみんなが出来るようにしてもらいます。
出来ていたら、他のことを教えます。
だけど、練習は、出来るようになったヘアピン・ロビングを必ずやってから、
次に教えたことをやってもらいます。
出来るようになったことは、短い時間で、出来ます。
その積み重ねです。
ここで必ず伝えることは、危険が伴う練習も教えておきます。
例えば、手投げのアタック練習などでは、投げる人の位置や投げ方も教えますが、
打っているときは危ないので、コートに入ってシャトル拾いはしないことも伝えます。
そういう細かいところも大切です。
いい練習をすれば、時間がかかる子もいますが、どの子も上手くなります。
練習って何だろう?
上手くなるためにどうしたらいいだろう?
一つ一つ考えていくと、いいと思います。
出来ない子は時間がかかる、時間をかけてあげる。
出来る子は、同じ練習の中で、自分に負荷をかけていく。
そうすると、出来ない子もできる子も、同じ時間練習できます。
明日もっとバドミントンを楽しむために、やってみよう。
田中信雄 入力H