熱中症の恐怖・・・
ひと夏で4度熱中症にかかったことがあり、
その体験を紹介します。
もう15年くらい前のことです。
全国大会常連クラブの指導をしていた時です。
3時間~8時間の練習、シングルス、ダブルスの相手をしていました。
少ないときで5ゲーム多いときで15ゲーム以上。
小学生と言っても、全国ベスト16以上の子たちです。
教えている子たちは、程よく休憩しながら、
水分補給も栄養補給もしっかりとらせていたので、
熱中症対策も万全でしたが、指導している方が・・・。
ってこと、結構あると思います。
選手も指導者もないに越したことはありませんが、
実際はあります。
熱中症は、命を落とすこともあります。
命を懸けてバドミントンする価値はありません。
もっと言うと、命を懸けて、スポーツをさせる意味もありません。
夏のスポーツ、練習、試合は、本当に気を使います。
選手に確認しながら、指導します。
熱中症の恐怖は、かかってみると分かります。
ひと夏に4度は、身体が身体を守るようになったのかもしれません。
特に気を付けるのは、男子です。
女子は、もともと生まれた時から、自分の身体を守る機能が、
男子よりも高く生まれています。
自分の身体を守るリミッターが男子にはない。
と指導者は認識して指導するべきです。
昔は・・・という人へ。
昔は、30度を超える日の方が少ない中で、練習していました。
現在は、35度を超える日ばかりです。
体内温度は、初めから高く、練習をスタートしています。
熱中症対策には・・・
指導者も選手と同じ練習をたまにしてみる。
勝つことも大切ですし、大会も大切かもしれませんが、
命の危険があるような日は、大会よりも命の方が大切です。
指導者の先生方は、夏の練習は特に気を使うと思います。
熱中症対策もされていると思います。
しかし、環境や体調などによって、熱中症になるリスクも変化します。
夜練習、暑い日の体育館なら、いつも10分走るところを5分にするとか、
遊びを混ぜるとか、そんな感じでいいと思います。
中学校、高校は、日中練習があります。
大会を考えると、その時間に最大のパフォーマンスが望まれます。
がしかし、命が大事、選手が大事を第一に考えましょう。
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