美羽音のバドミントンノート・・・
私は、ロングサービスが苦手です。
小さい身体で、ロングサービスラインまで打つのは、難しいです。
パパいわく「うち始めから相手が打つまでのタイムは2秒以上の高いサービスを打とうね」と言っていた。
ムズカシ―です(*^_^*)
今日は、シャトルを200球と筒を1本「はいこれ・・・」とパパに渡されて、
入ったら教えてね(^◇^)と笑顔で言われました。
後はほったらかし。
頑張って、1球入って、大喜びで、言いに行ったら、
「美羽音1~10まで何番が好き?」
と言われ、「7番」って答えたら、「7本入ったら、またおいでね」って。
「はぁー、何言ってるの?」心で思って、戻りました。
そこからは、何本打っても入らず、筒に時々当たる事さえ悔しくなって、
涙がどんどん溢れてきました。
2時間打って、結局3本。
何千球打ったかも分かりません。
次の練習も、パパは笑顔。
今日の練習は何?と思ったら、「はい、これ」。
そううですよね。
この人はこういう人でした。
そしてまた「好きな数字は・・・」って聞くから、
「1」って言ったら、「好き数字7+1=8本ね」って、
「絶対、絶対無理じゃん」って思いつつ、
「あのー」って言った瞬間、笑顔で「頑張ってね」の一言。
泣きながらサーブを打ちながら、5本。
このとき、美羽音は良いことを考えた。
次の練習は、もう何も言われず、自分からシャトルと筒を準備。
黙々と打ちました。
ここに一つアイテムを(笑)
パパの似顔絵を筒の下に、ふふふっ。
今日はものすごくやる気で、筒を狙うのが楽しくて仕方がありませんでした。
今日は笑顔で6本。
次の練習も、その次の練習もアイテム数を増やし、
やっと目標達成。
やったーと思ったら、「次はショートサービスね」紙コップを渡されました。
この人こういう人だった。
最後には紙コップ6個渡され、ショート3か所とロング3か所計6か所。
「入ったら教えてね。」って笑顔。
この人の笑顔が悪魔の笑顔だって、バドミントンノートにしっかり書きました。
紙コップは、ちゃんと絵を描いて、今でも宝物です。
パパと私のバドミントン日記より
田中信雄