環境の作り方・・・
環境には、2通りあります。
- もう出来ている環境
- 自分、自分たちで作る環境
僕は2の方が好きです。
が、なかなかそれはエネルギーが必要です。
中学生、高校生は、部活があります。
部活練習時間は誰が組めてくれるかというと、学校です。
これは1になります。
そして、練習内容は、だいたいが先生が決めます。
これも1になります。
そして、部活外の練習も、1が多いと思います。
では、2って何だろう?
- 1の中での練習に対する意識による環境。
- 自主練習(ランニング・ストレッチ、ラケットワーク、ステップワーク、フットワーク、筋トレ、仲間内での練習など)になります。
環境作りは、実は自分からやろうと思うと難しいものです。
難しいものとした上で考えてみると、いいのかなと思います。
僕も含め、大人になると、「考えなさい」と口にします。
しかし、現実は、「考えて出来ないから・・・」です。
そうなんです。
「考えて出来ないから(あなたがいるんでしょう)」
ということです。
どうもすみません。
なので、一緒に考えることにしました。
提案、考案はします。
そこから待ちます。
そして、時間がかかっても、一緒に考えます。
例えば試合。
田中:このくらいレベルアップしよう。(提案)
生徒:試合に出たことがないから分からない、中学生はこんなもの。
田中:中学生トップは高校生、大学生より強い子いるよ。
生徒:いるわけない。
大会:試合してみる。
生徒:本当だった、めっちゃ強かった。
田中:これからどうしよう?
生徒:強くなりたい。頑張りたい。
理由:コテンパンに負けて悔しいを過ぎて情けない。同じ中学生だから、頑張ってみる。
今回の試合前と試合後の話です。
- 現実を伝える。
- 現実を味わう、現実を知る。
- 気持ちが変わる。
僕は、これって、ものすごく大切な流れだと思います。
もどかしい時間、もったいない時間はありますが、
今回の試合を糧に、次どうするかが大切なんだと思います。
これが2につながると、練習が変わります。
田中信雄