練習が楽しくし仕方がない・・・
練習が楽しくて仕方がない場面は、どういう状態でしょう?
きっと、練習内容ではなく、自分が決めた目標が達成できたかどうかだと思います。
- 今日は満足いくショットを10本打つ。
- オンラインを20本打つ。
- ノックをノーミスで30本続ける。
- 500本ノックに挑戦する。
- ネットインショットを3本連続で決める。
- コーチの笑顔を見る。
- 練習メニューをすべてこなす。
- 試合で連続で勝つまで続ける。
- 筒倒しで10本倒す。
- カゴに10本入れる。
などなど、なんでもいんです。
練習メニューの中で、「今日の自分の目標」を明確に伝える。
指導者は、その子に必要な練習メニューを提示し、指導します。
その練習内容は変えられなくても、その中で「自分の目標」を立てることはできます。
地味だけど、徹底した基礎は、必ず自分のものになります。
自分のものになるまで、徹底してやるべきです。
- 基礎ほど楽しいものはない。
- 基礎ほど退屈なものはない。
君はどっちでしょう?
世界のバドミントンを見ていると、あれを派手なプレーとみるか、それともあれを最大の基礎とみるかで、君の練習に対する意識が変わります。
僕は、「最大の基礎」を当たり前のようにやっている。
と思います。
当たり前に出来ることって、実はものすごくすごいんです。
その「すごい」になるまで、彼らは、彼女らは、どれだけトレーニングし、身体のケアをし、ラケットを振り、シャトルを打ち、どれだけバドミントンに時間を費やしているのでしょう。
考えてみると、実業団選手やプロ選手は、思っている以上に大変だと思います。
だから、魅力あるすごい選手なんですよね。
田中信雄