田中バドミントンクラブ広島

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中学校部活地域移行・・・

中学校部活地域移行・・・

 

平日2時間、1日休み

休日3時間、1日休み

 

スポーツ指導からの意見としては、妥当だと思います。

毎日部活世代から言うと、練習しすぎだと感じていました。

ジュニアスポーツ指導員、バドミントン指導員の資格を取得して20年。

 

小学生は、多くても週3日~4日まで、

中学生も、同じくらい、もしくは多くても5日まで、

1週間の練習時間は、6時間~11時間。

大会や講習会は仕方がないとして、

身体のことを考えると、今回の中学校部活地域移行は、

よい試みだと感じています。

 

社会スポーツとして、学校部活動やジュニアの活動、練習時間など、

調べたことがありますが、

競技スポーツが盛んなところは、

はっきり言うと、全国大会や全国で上位に入るクラブなどは、

毎日練習するのが当たり前で、しかも練習時間の長かったりします。

 

うちのように、週1回~週3日のクラブからしたら、

到底太刀打ちが出来ない差、環境があります。

 

それでも、中学生は区大会、市大会を頑張ってくれていますし、

目標は、県大会、中国大会を目標にしています。

小学生も、県上位、中国大会、全国大会を目標に頑張ってくれています。

 

うちのクラブの中学校区は、バドミントン部がないため、

学校特例で、中学校の試合に参加させていただいてました。

が、保護者引率や団体戦に出られないため、

今回の中学校部活地域移行は、とてもありがたいです。

クラブチームから出られれば、保護者の負担が減り、

団体戦でチームワークなどの経験も得られます。

 

元々部活がある環境下では、この有難みはそこまで感じないかもしれませんが、

子どもたちに中学校で団体を経験させてやりたい環境下にいますので、

とてもありがたいことです。

 

進学する学校にバドミントン部がないケースや団体戦に出られないケースの生徒、

保護者にとっては、地域クラブから中学校の試合に出られることの意味は、

とても大きなことだと思います。

 

実際、部活のように練習場所や練習時間の確保は難しい現状はありますが、

それでも、練習できる時間を大切にし、出来る範囲で試合に臨めればと思います。

 

学校での部活、地域クラブ、いろいろな考え方などあると思いますが、

勝つことだけではなく、スポーツを楽しむ意味でも、

中学校部活地域移行で、中学校の試合に出られることは、

とてもありがたいことです。

 

田中信雄 入力H