子どもに教えられること・・・
子どもに教えられることって、
たくさんありませんか?
僕はたくさんあります。
我が子にも、教え子にも、教えてもらうことって、たくさんあります。
恩師の影響・・・
恩師は、ある分野でトップクラスの先生たちですが、
どの人も普通に「分からない、教えてくれ」と僕に言います。
僕も専門分野は教えられるので、恩師が生徒になります。
そういう環境で学んでいると、
生徒や我が子が先生になることも当たり前に思うんです。
だから、その時は、生徒になってみるんです。
そうすると、知らないことも分かるので、勉強になります。
「分からない、教えてくれ」
ということは、大切なことだと思います。
バドミントンでも同じです。
たくさんの人に教えてきて、勝たせる方法、勝つ方法、勝つ基準など、
分かってはいますが、それは生徒が練習してくれたり、頑張ってくれることが、
あってのことです。
そこがないのに、上から目線で指導しても、勝たせることはできません。
結局は、一緒に心を合わせて、一緒に頑張る必要があります。
子どもってみんな違います。
やる気も、能力も、性格も、みんな違います。
みんな違うということは、これが当たり前という教え方がないんです。
だけど、一つ共通することは、
子どもが笑顔でやる気になったら、どの子も強くなります。
これを知るには、簡単です。
子どもに教えてもらえばいいんです。
バドミントンする?鬼ごっこする?
ずっと鬼ごっこをしていると、
そろそろバドミントンしようよ(^◇^)
と子どもたちから言ってきます。
その時がチャンスです。
そのバドミントンやりたいモードの時に、練習したい時に、練習させると、
みんな頑張ります。
子どもが頑張る答えは、ちゃんと子どもが持っています。
いつもではありませんが、たまにはそういう練習も練習です。
言われてやる練習よりも、自分たちからやる練習の方が、
きっと上手くなります。
学ぶとは、真似ぶです。
真似したい、やりたい、子どもたちに思わせられたら、それが指導です。
そう考えると、僕も日々まだまだだなって思います。
だから、教えるって楽しいんです。
田中信雄