田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

小さな発見・・・

小さな発見・・・

「ママみてーバドミントンってこうするんだよー」と、
シャドーフットワーク。
まだまだ全然シャトルは打てませんが、結構きれいにシャドーしていました(笑)

いつも思います。子どもって、教えたこと、案外覚えています。
どの子もそうですが、「ちょっと任せた・・・」というと、高学年の子がみんなをまとめて、何かしら練習します。

上手い、下手ではなく、チームとして、みんなで何かをし始めます。
今まで20数年間指導してきて、僕がメインで教えるクラブは、いつもこんな感じです。
そして、部活に入ると、部長をしたり、まとめ役になります。

時々、「任せた・・・」と言ってみるのもいいものです。
子どもたちはちゃんと練習し始めます。

そんなちょっとした発見を、僕は成長だと思います。

うちの子も、「1年生で勝たせる」のであれば、きっと毎日練習します。「5年生から勝たせる」と思えば、4年間基礎をしっかり練習できます。
その中で勝ったときは、まあラッキーくらいで、勝たせたい時期から勝っていくのが理想です。

僕の経験上、ずっとチャンピオンの子は、稀です。
バドミントンも10歳くらいから始めた子が、活躍しているケースも多いです。
そう考えると、4年間、じっくり基礎ができます。
勝ち負けにこだわらず、基礎練習が出来る期間が、僕はとても大切だと思います。

試合に出たら、勝ちたいと思います。
勝ったら、もっと勝ちたい。
負けたら、次は勝ちたい。
と思ってしまいます。
この時期が、速い方がいいのか、焦らなくてもいいのかは、正直分かりませんが、高校生でトップになれれば、小学生の結果も、中学生の結果も、大した問題ではないのかなと思います。

ここでいう結果は、全国大会の上位ということです。

日本のトップ選手が世界で活躍している映像を見てみると、そのプレースタイルは、徹底した基礎だと思います。それプラス、長くトップ選手であり続けられる身体作りだとも思います。

心・技・体はもちろん、身体のケア(ストレッチ・クーリングダウン・マッサージなど)もトップクラスだと思います。

時間をかけて教えられるということは、教える方も心に余裕ができます。
まあ全然打てないから、そう思うのかもしれません(笑)
が、「バドミントン大好き、バドミントン選手になりたい」なんて言葉が出ることが嬉しく思います。

「なれる、なれない」ではなく、夢を持つことで、バドミントン以外の事も頑張れたらいいんです。

これは、教え子ちゃんみんなに思うことです。

「バドミントン大好き・・・」これが一番の宝物です。

田中信雄