バドミントンクラブ・・・
ボランティアと奉仕活動は違います。
ボランティアは必要経費が出ます。
奉仕活動は必要経費も出ません。
これからのバドミントンクラブは、最低ボランティアで、
もっと言えば、指導者にきちんと謝礼を払う。
指導者は、謝礼によって指導力向上や勉強、資格更新料や資格費にあてる。
僕は指導者は、有資格者でないとダメだと思っています。
もしくは、それに相当する実績がないとダメだと思っています。
その理由は、教え子の為です。
良い指導は、結局生徒の為になります。
バドミントンで勝つことだけに執着する指導ではなく、
心を育てる、人間力を育てる、その上で、バドミントンの技術や向上があります。
バドミントンは、人生の一部に過ぎません。
人生の全てにできるのは、プロだけです。
勉強とバドミントンとどっちが大事か・・・、
親としては勉強の方が大事だと思います。
指導者としてはどうでしょう?
正しい答えは、勉強をしっかりしてくれた上で、バドミントンもしてほしい、
というのが僕の本音です。
勉強よりもバドミントンの方が大事、という指導者は、僕は信用も信頼もしません。
勉強の方が大事に決まっています。
バドミントンの方が大事という指導者は、子どもの事を真剣に考えていません。
もちろん、全国上位にできるのなら、話は別ですが、そうでなければ、それはただの無責任です。
毎年思いますが、ジュニアから高校生まで、県内の子たちを見ていると、実業団に行ける可能性がある子は、県内では、1人2人です。
その中で、実際に実業団選手になって3年以上選手を続けている子は、ほんの数人です。
と選手が言っていました。
そういう現実を指導者は知るべきです。
知った上で、指導するべきです。
バドミントンよりも大切なものがあると知って教えると、
指導方法は変わります。
バドミントンではなく、その子自身の人生に向き合って、バドミントンを教えられます。
僕にとってもバドミントンは大切なものです。
大切だからこそ、ちゃんと教えてあげたいなと思います。
バドミントンも大切だけど、勉強の方が大切です。
その上で、バドミントンを一生懸命頑張って、
一緒に僕とバドミントンしてくれたら、最高にうれしいです。
田中信雄