田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

最高のパワーマンスが出来ること

歩数とスピード・・・

 

昔は、スピードを上げるために、歩数を少なくする指導をしていました。

しかし今は、スピードが上がれば、歩数は考えなくてもいい場面もあると教えています。

歩数を考えてしまうと、いい状態で打てなくなる場面が出てきます。

そうではなく、歩数を使ってでも、いい状態で打つようにする。

攻撃につながるショットを、いい状態で打つ。

 

「いい状態で打つこと」を考えてフットワークをしたり、ステップをしたり、

ノックを受けたり、パターン練習をしたりすると、

それが試合のつながります。

 

逆に言うと、「試合」をしてから練習する。

得点や勝ち負けではなく、ラリーや気持ちを正確かついい状態に保ったまま、試合してみる。

 

勝ち負けにこだわると、集中力は、どこかで切れてしまいます。

点差がつくと、勝っていても負けていても、集中力が保てません。

そうではなく、勝っていても、負けていても、接戦でも、変わらない集中力で試合が出来る。

選手は、これを求めて、練習し、試合することが臨まれます。

 

これは、最も難しいことです。

難しいからこそ、練習に取り入れる必要があります。

 

練習は、

  1. シャトルを打つ
  2. 筋トレする
  3. 走りこむ
  4. レーニングする
  5. 素振りする
  6. 縄跳びする
  7. フットワークする
  8. ステップする
  9. イメージトレーニン
  10. メンタルトレーニン

など、色々考えられます。

 

誰よりも、練習している人が、崩れない自分になれるのだと、僕は思います。

 

偏った練習はしないこと。

筋力も、体力も、気持ちもないのに、ショットを打ち続けると、

身体は悲鳴を上げます。

悲鳴を上げる時点が、自分の限界なんです。

その限界が早い子は、シャトルを打つ練習ではない練習をもっとしていかなければいけません。

 

考えてみましょう。

シャトルを打つ回数を減らして、上手くなれるとしたら、そういう練習の方が、身体を痛めません。

長く、強く、最高のパワーマンスが出来る選手、選手生命の長い選手、こういう選手がいい選手だと、僕は思います。

 

ここで考えてみましょう。

今の自分に足りないことを。

これを補っていけば、いい状態で試合に臨めます。

 

競技スポーツの全ては、「試合で最高のパワーマンスが出来ること」です。

「最高の結果を出すこと」です。

その為に練習があります。

 

さあ、考えてみましょう。

どんな練習が必要ですか?

どんな練習をしていこうか。

 

田中信雄