バドミントン・・・
シャトルを打つだけじゃ
勝てんのがバドミントン
書 田中信雄
初心者の時は、シャトルをたくさん打てば、ある程度上手くなります。
打てば打つほど、楽しくなります。
自分の打ちたい打ち方で、打つと楽なんですが、
それを続けていると、どこかしらケガをしたり、勝てない壁にぶつかります。
バドミントンは、運動神経よりも身体バランスが大切なんです。
- 下半身と上半身のバランス
- 左右に動くバランス
- 上下に動くバランス
- 斜めに動くバランス
- シャトルの落下を読み、打った後に、ポジションに戻るバランス
身体を上手く機能させるために、
走ったり、基礎トレーニングをしたり、素振りが必要になります。
シャトルを打つのは楽しい(*^-^*)
ほんとそれな(*^-^*)です。
小学生は遊びの中で、走ったり、基礎トレーニングしたりすればいいと思います。
中学生や高校生で競技バドミントンをすると決めたのであれば、
走り込みは必ず必要になります。
全国選手を指導していた時は、正直、陸上部よりも走っていました。
試合で勝っていくためには、シャトルを打たないで、
シャトルを打ったのと同じ効果が得られるトレーニングをしていくと、
ケガをするリスクが減ります。
例えば2時間なら2時間の中で、いかに効果的かつ、効率よく練習していくか、
1日の打つシャトルの数をどれだけいいものにしていくか、
もっと言えば、練習になっているショット、プレーがどのくらいあるか、
競技バドミントンを考えるのであれば、
「シャトルを打つのが練習」という考え方を捨てましょう。
小さなケガも大きなケガも、蓄積されると、思ったプレーが出来なくなります。
バドミントンをずっと楽しむために、
ストレッチやアップ、筋トレやランニング、基礎トレーニングや基礎練習が、
必要になります。
明日もバドミントンを楽しむために、
「シャトルを打つのがバドミントンの練習」を変えてみることも、
上手くなるためには必要なことです。
田中信雄 入力H