本当に強くなりたければ・・・
本当に強くなりたければ、走りなさい。
長距離、中距離、短距離、どれもバランスよく、取り入れなさい。
ブレない上半身を作るために、下半身を作りなさい。
これはどのスポーツでも同じです。
シャトルを打つだけでは、強くなれません。
これは間違いありません。
特に、中・高生は、差ができます。
シャトルを打つ以外のトレーニングをしているか、していないかで、
試合序盤で差が出てきます。
一番に感じてほしいこと・・・
それは、「体力で負けること」です。
特に、中・高生は「体力で負けないこと」です。
バドミントン年数や試合経験で、「技術」は差があるかもしれません。
しかし、「体力」は別です。
体力は、スポーツ経験や運動経験になります。
「強くなりたい、勝ちたい」の本気度を見る時にバロメーターは、「走る」です。
挨拶や返事は当たり前の態度としてここでは言いますが、本気度を簡単に見分ける方法は、「走り込んでくるか来ないか」です。
コート内練習の前に、1時間あれば、40分は走る。
そして20分はストレッチする。
その後、コート内に入って練習する。
こうすると、基礎打ち、基礎練習がすぐに出来ます。
コート内練習前の時間こそが、「本当に強くなりたければ・・・」のカギです。
自己ストレッチ 10分
ランニング・アップダウンランニング 40分
全体ストレッチ 10分
基礎打ち 20分
ノック・パターン練習 40分~80分
ゲーム練習 20分~60分
クールダウン 20分
家庭勉強
試験前・・・
勉強 120分(17:00~19:00)
練習 60分 (19:00~20:00)
勉強 90分 (20:00~21:30)
家庭勉強
学校生活で、欠点や課題提出、授業態度などで、練習が出来ないことほど、もったいないことはありません。
高校生を教える時の条件としては、5段階評価で4以上を確実にとることです。
4以上を確実に取れる子は、僕の練習にも集中できます。
部活にも集中できます。
バドミントンの練習をし、強くなりたければ、4以上を確実にとっておく。
というのが、僕がバドミントンを教える条件です。
これは、練習して強くさせても、成績や課題提出、学校精製態度で、過去に試合に出られなかったケースが実際にありました。
とても少ないケースですが(笑)
だけど、もったいないことです。
こんな経験があるので、その後の指導条件に、これを入れました。
これを入れると、勉強はもちろん、バドミントンも上手くなることが分かりました。
強くなる子は、バドミントンのために勉強もします。
本当に強くなりたければ、勉強もしましょう。
田中信雄