焦らなくてもいいよ・・・
君が練習しる姿、焦らなくてもいいよ。
少しずつシャトルが打てるようになってくると、出来ないことも増えてくる。
打てないのが当たり前の時は、出来ないことが当たり前だったから、
「出来ること」だけに目がいっていたのに、
「出来ること」に出会ってくると、「出来ないこと」がどんどん増えてきます。
ここでバドミントンの難しさにも出会うんです。
焦らなくてもいいよ。
まだまだバドミントン人生は長い。
ゴールデンエイジ(10歳~12歳)
僕はこの期間のどこかで、競技バドミントンを知ればいいと思っています。
一つのターニングポイントは、この時期です。
この時期に何度か伸びるチャンスがあります。
逆に、ゴールデンエイジ前にグッと伸びる子は、ここで伸び悩む子もいます。
全ての子が順調に伸びるわけではありません。
だから、指導は難しいんです。
焦らなくてもいい。
これは、選手だけではなく、指導者の方にも、保護者の方にも言えます。
一番いいのは、選手自身が、誰か目標になる先輩の背中を追ったり、目標順位を持って、選手自身が頑張ることです。
そこに、指導者や保護者が、いろいろな面でサポートしてあげられる環境を作ってあげることです。
焦らなくていい。を大事にしたいですね。
田中信雄