田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

いっぱい打てたら、やっぱり楽しい・・・

いっぱい打てたら、やっぱり楽しい・・・

子どもも、大人も同じですが、いっぱい打てたら、やっぱり楽しいものです。打てない時間が長いと、座り込んだり、飽きたり、コートを離れたりします。そうならないようにテンポを考えて、ノックをあげるのも、コーチの力量です。

疲れたら、休憩します。
上級生に下の子を見させて、球拾いしたり、シャトル渡しをしたり、役割をあげると、そこに集中します。

コーチが見ている子どもは、ノックを上げている子だけではなく、コート全体にいる子たちです。だから、言葉かけも、目も色々な子にしてあげるといいなって思います。

僕は3コートあったら、一番遠い子に声をかけます。そうすると、その間の子は見られている感があります。

僕が時々やるのは、各コートマンツーマンにして、他の子を僕がノックします。10人いたら、2人もしくは4人マンツーマンで、6人もしくは8人は僕がノックを上げます。

5分から10分、マンツーマンで練習できると、伸び率は上がります。
逆に、僕がマンツーマンで見ることもあります。

マンツーマンのポイント・・・

試合を意識して教えるといいです。試合のこの場面、試合のこういう時などを説明しながら練習してみると、効果的です。

年に1回でも試合に出るのは、その状況を感じたいからです。
試合に出ると、生徒と同じ気持ちになれます。
同じ気持ちで教える方が、教えやすいと僕は思います。

どんな試合でも、勝てなくても、試合勘を伝えるためには、試合に出ることも大切です。

それを前提に、いっぱい打てたら、やっぱり楽しいと思います。

田中信雄