田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

練習意識(バドミントン意識)を変えること

練習時間と練習内容と練習意識・・・

同じ時間練習しても、そこに練習意識が少ないと、練習内容に差が出来ます。練習意識が高いと、練習内容に差が出来ます。
良い練習は、どこの部活、クラブもやっています。練習に差はありません。
では、どこに差があるか・・・。
練習意識と個々のレベル、チームレベルだと思います。

僕の練習では、コートハーフからコートハーフまで、つなぐショット練習をさせます。ドライブの少し遅いくらいのスピードでコントロールショットの練習です。
①センター
②右サイド
③左サイド
④クロス
⑤クロス
100本×①~⑤(レベルによって20本~)30分~60分の場合もあり。

マンツーマンでは、
①ドロップ(カット)
ロビング(ドリブン)
③ドライブ
④プッシュ
⑤ヘアピン
⑥スマッシュ
⑦クリアー(ドリブン)など、基礎打ちを①~⑤までやらせることもあります。

より実践でミスをしないショット練習を基礎打ちからやっていかないと、ただ打っているだけの基礎打ちになります。

③④⑥は無しにして、①②⑤⑦は各100本続けられるようでなければ、試合で確実なショットは打てないと思います。
③④⑥も狙った所に打てなければ、試合で確実なショットは打てません。

練習の為も練習ではなく、試合のための練習をする。
これが練習意識です。そして練習レベルを上げていくことが、練習意識です。

強い子が15分で出来る練習を60分かかったら、毎練習で相手は4倍ずつ上手くなります。それを1年間続けると、かなりの差になります。
3年間続けると、もっと差が出来ます。

基礎打ちは正確性、確実性、スピード、コントロールなど、必ず高い意識でレベルアップし、出来なければなれません。
その上で、パターン練習(ノック)やゲーム練習でのレベルアップが可能になります。

基礎打ちを高めるための手投げノック、ノックがあります。

強い子との差を縮めたければ、高い意識での練習が必要ですし、いかに練習内容を正確性、確実性、スピード、コントロールしつつ、短い時間でクリアしていくかが重要です。

2時間で2時間分の練習をしっかりすることが、勝つための必修です。
勝ちたい子は、まず練習意識(バドミントン意識)を変えることです。

頑張りましょう。

田中信雄