0から1になることに時間がかかる子もいます。
0から5に一気に行く子もいます。
どんな成長がベストだったのかは、もっとずっと先になってみないと分かりません。
だから僕は諦めない・・・
子どもだけではなく、人は、①スタートダッシュタイプと②中盤タイプと③後半タイプとがあると思います。もしかしたら、①が逃げ切り独走でいくかもしれません。②が伸びていくかもしれませんし、③が最終的に勝つかもしれません。これは、最後の場面になってみないと分かりません。
例えば、実業団やプロ選手になるには、そこに選ばれる前のカテゴリーでの結果が必要になります。
みんながみんな、ジュニア時代から結果を出している人ばかりではありません。
こう考えると、指導も楽になりませんか?
ジュニア時代に、トップにいて、ケガで伸び悩む人も当然います。
その子の能力を最大限引っ張って、引っ張りすぎて、中・高で勝てなくなる人もいます。
勝ちたい、勝たせたい時期はいつなのか?
そこへ向かうレールはどんなレールで、どんな乗り物なのか?
しっかりとした基礎を同じようにやっても、同じように伸びるとは限りません。だけど、トップ選手がずっとトップにいるとは限りません。
だから僕は諦めない・・・
そんな指導もいいんじゃないかなって思います。
バドミントンという枠で考えた時、バドミントン選手・指導者・レフリー・大会関係者・サポーターなど、いろいろいると思うんです。
もちろん、バドミントンをプレーする人も同じです。
僕は、教えている子が、スポーツやバドミントンに関わってくれる人であってくれたら、いいなと思います。
もちろんバドミントン選手になりたいと思っている子には、一緒に夢を叶えたいと思っています。
田中信雄