田中バドミントンクラブ広島

にこにこ・楽しく・笑顔で・バドミントンを楽しもう

ワクワク

ワクワク

教えていて、ワクワクしてくることがあります。
ワクワクして来ればくるほど、僕の「素」が出てきます。
指導には数ランクのパターンがあります。

①普通                結構好きな自分
②自分で引き出せる「素」     嫌な自分
③選手が引き出してくれる「素」 かなり嫌な自分
④何も考えず「素」で出来る    かなり好きな自分                   
選手にとって、どうかは分かりません。
どこが合うのかもわかりません。
大まかに言うと、
①が地区大会~県大会レベル
②が県大会~中国大会レベル
③中国大会~全国大会レベル
④全国大会レベル

スポーツって・・・

「この子を勝たせる」と「この中から勝たせる」とでは、指導は変わってきます。少人数制が必ずしも強くなるとは限りません。そこにライバル心が養われないと、競争はありません。
100人中10人が強いのか、10人中10人が強いのか、伝統的に勝つには、学年にそれぞれ10人ずつ強い子がいるのか、様々です。
バドミントンの場合は、団体戦個人戦で、1年生が1人2人入り、2年生が2人3人入り、強い3年生がいることが理想です。

ジュニアなら、各学年に常に10人~15人ずついて、最低半分が県の上位、その半分が全国の上位のクラブだと、継続的に全国のトップで居続けられます。

そういう選手は、オフはないと思います。ラケットを持たない日はありますが、何かしら練習はしています。

ここがポイント・・・

毎日練習して結果が出なかったら・・・と思いますが、それは毎日やってからでないと結果は分かりません。
もしかしたら、毎日練習したら、結果が出るのかもしれません。
これは、何事も同じなのだと思います。

まあ、頑張る価値は何事もあるのかもしれません。

あとは、トップにいる人、トップになったことのある人と接することをお勧めします。その人の考え方、姿勢などを見て、共感できる、真似できると思ったら、そこにいける可能性もあるのかもしれません。

これは言われて行うことと、言われなくて行うことの2通りあります。

出来る人は、やっぱり努力を怠らない・・・

出来る人は、無駄に練習しません。無駄に練習しないことがいい練習だと知っています。出来ない人は、無駄に練習します。意識と集中力の差なのかもしれません。

練習自体は差がありません。差があるとすれば、質と内容です。
指示練習が出来ない選手は強くなれません。
指示練習とは、コース、スピード、高低などです。
ここのポイントに、シャトルを出す、持っていく、確実なショットを持っていく。試合を意識した練習指示です。

30本後に次はこれを30本。と言って、10本ミスすれば練習になりません。練習を大切に考えるとは、ここに差が出るのだと思います。

手投げノック、30本ミスなくやる、という指示が出来ないだけで、出来ることの差が出ます。2時間の練習の中で、その差は、1週間で、1ヵ月で、半年で、1年で、大きな差になります。

前後のノック、本気でやれば、20本で辛いと思います。
スマッシュ&ネット、フルでやれば、辛いです。
それが辛くないのは、かなり出来る選手か、ミスが多い、本気でやっていない選手かのどちらかです。

たった5分、10分の練習です。
2時間練習出来たら、どれだけ練習できますか?
僕は2時間フルに練習すれば十分だと考えています。
ストレッチ、アップ、クールダウンは除く。

田中信雄